ランニング・ウォーキングを習慣にする方法の最終手段として挙げました。
こちらで、運動を習慣にする方法の最終手段として活動量計を挙げました。運動不足だからランニングしよう!っていう人はまずはこちらを読んでおくのもアリだと思います。
目次
活動量計って知ってますか?
最近「活動量計」を買いました。
活動量計というのは、日々の生活で付けてると心拍数とか睡眠時間とかを自動で測って記録してくれる機械のこと。
アップルウォッチとか、グーグルグラスとかと同じ、ウェアラブルデバイスの一つです。
いろんな形のやつがあるけど、今回オレが買ったのはHuawei(ファーウェイ)の腕時計型のやつ。Huaweiは中国メーカーで、怪しいと思う人もいるかもしれませんが、時代は変わりました。安くて機能がいいです。スマホもHuawei製なのですが、安くて機能がよく、非常に満足しています。
話を戻すとこの活動量計、付けてる間は自動で計測してくれて、Bluetoothでスマホにデータを送ることによって日々の記録がグラフ化されて見れるようになるのです。
2週間使ってみて、テクノロジーすげえ!っていうのを感じたので書いてみます。「ウェアラブル」の衝撃さがわかった気がします。
HUAWEI Band 2 Pro
これです。
外観はこんな感じです。
普段は何も表示されていません。
下にある楕円形のエリアを押すと時計が表示され、
さらに押すと画面が切り替わります。
画面の感じでたまごっちを思い出しました。懐かしい。
軽い。細い。
父にもらった「高級そうな時計」と重さを比べるとこの通り。
155グラムと21グラム。この時計がおもすぎる気がしますが汗。
単に時計の機能しかないのに7倍以上の重さって・・・。
睡眠トラッキングのために睡眠時もつけてますが、全然違和感ありません。
夏になったらまた違うのかもしれないけど、とりあえず冬は寝るときつけてても大丈夫です。
寝てる時もつけてるのでほぼ24時間つけてます。バイトのときだけ外して洗って充電してます。
それ以外はずっとつけてますね。軽くて細いので、全く違和感ないです。
ちなみに音は一切出ません!変な音が出ても困るのでよかったです。
バイブレーションをするときはあります(アラームとか)ので、机とかに置いてるとビビるかもしれません。
使い方
基本的に、活動量計はデータを取るだけです。収集したデータの閲覧はスマホアプリからします。
Huaweiの活動量計なので、スマホで管理するためのアプリもHuawei製。データをどこに送信しているかわからないのでちょっとコワイですが(たぶん中国の方にも送っているのではないだろうか)・・・、会員登録などはなく、個人情報と結びついてはいないのでまあ大丈夫かと思います。
最初にガイドの通りに「Huawei Wear」をインストールすると、ガイドが表示されるので、
楽にセットアップできます。ただペアリングするだけなんですけどね。
ペアリングさせたら、「Huaweiヘルスですべてのデータを見る」と表示されたので押して
「ヘルスケア」をインストールしました。
ヘルスケアのほうではより詳しい運動の情報、脈拍、睡眠の記録のグラフが閲覧できます。
「Huawei Wear」では設定などがメインで、
具体的なグラフはすべて「Huaweiヘルス」で見ることができるというわけです。
あんまり一つのアプリに詰め込みすぎるとわかりづらくなるからでしょうか。
常時スマホと接続して使う派とたまに接続する派にわかれそうです。
オレはたまに接続する派ですね。電池がもったいないので。
モード
画面の楕円形のエリアを押すと画面が切り替わると言いましたが、具体的には
・時計(Bluetoothとの接続状況、電池の状況)
・活動状況(歩数や睡眠時間を表示)
・心拍数
・ランニング
・屋外サイクリング
・水泳
・呼吸トレーニング(?)
があります。
「時計」以外は長押しすることでモードを切り替えます。
例えば長押してランニングモードにすると、GPSが起動、走った距離を自動で押した時から測定、あとでスマホと接続すると表示してくれます。
↑運動不足なので、なかなかひどい記録だと思います。これから改善していきます。
走ってる途中は、バンドが1Kmごとにブルっと震えて、走った距離が表示されます。あと、心拍数に応じて「有酸素運動」とか「脂肪燃焼」とか表示されるようになります。
ペースを守って走ることができます。
GPSのせいか、けっこう電池を食うので、走り終わったらすぐオフにしておきましょう。
このあとにスマホと接続すると、走ったコースや距離、ペースが表示されます。
日によってけっこう違う結果になるのでおもしろかったりします。
もっとも最近は寒いので走りはあんまりしてませんが汗・・・。歩きだけとか。
もっと走らなきゃなあ。。
てな感じで、スポーツをするときはそれに応じた計測をしてくれます。
日々の計測とはまた違うサポートをしてくれるわけですね。スゲー!
あとランニングするときにスマホを持たないでいいのが最高です。
機能
歩数計
最も基本の機能ですね。バンド本体だけで利用することができます。
普段の生活でけっこう歩いてることがわかりました。
記録されてるってわかってると、遠回りして帰って1000歩増えてたりして
なんか嬉しくなります。
あと、覚えのないのに歩数が増えてたりして、
ああ!そういえばあのとき歩いたなとか、いつもと違う行動を振り返ることにつながったりもします。
睡眠トラッキング
スマホにも同じような機能をもったアプリがありますね。
でもあれ電池かなり使ったり、セットが面倒だったり、忘れたりして
やらなくなりがちだったんですが、これだとまさに自動で記録してくれるのでおもしろいです。
つけて寝るだけです。
基本的に、ランニングとかガチな運動するときだけ
それ専用のモードにすればいいので、ほんと付けてるの忘れます。
深い睡眠、浅い睡眠、途中で起きた回数、呼吸の質、就寝時間、起床時間をスコアづけしてくれます。
やっぱり運動したあとはスコアがいいんですよね。でも80%を超えたことがない。
バイトで夜勤やってたり、食生活で生活が不規則だからでしょうか。就寝・起床時間はめちゃくちゃです笑。
客観的数字がわかってはじめて、対策がたてられるということがわかります。
※寝具や衣服との相性か、起きたときに繊維が液晶とバンドの間に挟まってることがよくあります。別に機能的に何の問題もなく取ればいいのですがなんとなく気分的に気持ち悪いですね・・ここは改善してほしいところです。
心拍数自動測定
これもつけてるだけで自動計測です。
映画やゲームでハラハラドキドキしても、全然大した心拍数(100くらい)ではないということがわかったのが個人的になんかショック。
ああ体的にはそんなに緊張してないのねと。けっこうドクドク感じるんですけどねえ。
意外な使用法としてこのように、自分の行動が客観的にわかったりもします。
走ったときに超わかりやすくあがる。運動してないから超急に上がるんです。
アラーム
これ驚きましたね。
スマホアプリで設定しておくとバイブレーションで起こしてくれるのです。
計測のために寝るときもつけてるわけで、すげえなあと思いました。
しかも、眠りが浅いときに起こすようにすることもできます。起こす幅を決めておいて、6:00〜6:30に起こすということが可能です。
もっとも、慣れてくると目をつぶりながらアラームをオフにすることができるので、
二度寝が超多くなりますが・・・。保険程度に考えておくといいかもしれません。
自分自身が何かしら動く必要があるとか、光が出るとか刺激がないとなかなか起きれないのかもしれません。
スマホの通知を送る
Bluetooth常時接続ユーザーは便利そうですね。
ただ通知を見れるだけなので、スマホを携帯してるならあまりメリットはないような気がしますが・・・。かなりスマートウォッチっぽい使いかたですね。ただ、個人的にはディスプレイがたまごっちみたいでダサいのであまり人前では出したくないです・・・。
ランニングモード、水泳モード、サイクリングモード
上の説明とかぶってしまいますが、スポーツモードにするといろいろ測定する項目が増えます。
電池も喰いますが・・・。
スポーツモードにした後にスマホと接続して
ちょっと待つとデータが見れるようになります。
あとからスマホと接続すればいいので、
スマホは家に置いて、鍵だけ持ってランニングしています。
ポケットのなかでガチャガチャなるのが超イヤなんですよね。
防水
スイミングのトラッキングに対応しているだけあって、もちろん防水です。5気圧防水みたいです。でも競技の水泳だと5気圧防水じゃ不安があるような・・・。水泳やらないのでわかりませんが。
オレ的には、丸洗いできるのが助かりますね。いつもつけるものなので、けっこう汗とかついてますので、たぶん汚くなってる。
普通に全体を水で洗って、ちょっと置いておけば素材のおかげですぐ乾きます。
電池
電池はかなりもちます!
一週間、
・ランニング2回(合計40分ほど、GPSオン)
・心拍数測定機能オン
・睡眠トラッキングオン
で使ってみましたが、100%→30%でした!使っているうちに徐々に少なっていくのだとは思いますが、かなりのもちです。このうち2回のランニングで20%くらい使ったような気がします。スマホと同じで、GPSでかなり電池を食うみたい。
ふつうに使う分には週一回の充電でよさそうです。
まとめ
岡田斗司夫の「レコーディングダイエット」という言葉がありますよね。
食事を記録するだけでダイエットするってやつです。
単純に記録しておくだけでも、反省材料となりますし、
普段よりいい結果になったら嬉しいものです。
それと全く同じ理由で、運動を記録しておくと辛い運動が楽しくなります。
高校からずっと自主的に運動したことがなかった(特に走りは)んですが、
最近はランニングに行ったりします。もっとも、週2,3くらいの頻度ですが。
もっと増やしていきたいです。
ランニングだけでなく普段の歩く運動量も
けっこうあるということがわかり、自信にもなりました。
また運動だけでなく、睡眠も記録できるというのも大きいです。
昼間眠いとき、その理由を探ることができます。
だいたい、就寝時間とか、前日の運動量とかを見ればわかるのです。
さらによく、なんだこんなに眠いんだろう??と不安になることがありましたが、
前日や前々日の睡眠時間を見ると理由がわかったり、意外と数字で見ると当然のことであったりすることがわかりました。ただ悪いことが記憶に残りやすいってだけなんですね。
単純です。
でも単純だからこそ人力じゃ忘れちゃいます。
そういうやつは、テクノロジーに任せよう、と思いました。そんなふうにちょっと未来を見せてくれた、ガジェットでした。