映画

映画を楽しむ方法―『トップガン』

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今さら『トップガン』(1986)を見た。
アメリカ海軍の若い戦闘機パイロットが成長する話で、トム・クルーズの出世作として有名。

日本で戦闘機乗りというと、悲惨で陰湿な雰囲気がするが、アメリカの話しなので圧倒的に明るい。
「ヒーハーー!!」ってホントに言うんだなと。英語で叫び声のことだと知った。

ブラマヨ吉田のヒーハーってそういう意味だったのと今さら知る。
この状況、佐藤B作を先に知ってて、佐藤栄作を後で知りパクリだと思う状況と同じである。

泣いた

映画を問わず作品を見て泣くことはほとんどないのだが、マーベリック(主人公)が悲劇を乗り越えて戦うシーンにはグッときて泣いた。
シナリオはシンプルだ。
シナリオの書き方を書いたり勉強しているので、ああこういう類型、展開だなということはすぐわかる。映画をたくさん見てきた好きな人でも経験則からわかるのだろう。

だがそういう大まかな流れを知ったところで、興ざめすることはなかった。
むしろ、大局的に捉えることによってもっと多くのことが理解でき、自分の体験と照らし合わせ、感極まったように思える。

今まで私は映画、に限らずあらゆる作品を理解していなかったかもしれない。
名作といわれるものも、うーん、と思うことが多く、映画はそんなに好きではなかった。

たぶん細部を見ていただけなんだ。

単に受動的に見るのではなく、何かを気づくために、何か言いたい、書くために見るということはここ何年かでやってきた。
そうすると、とりあえずは何かを書くことができる。
何であれ自分が経験したことを文章にすることはいいことだ、と思ってきた。

それは間違いだとは思っていないが、それだけでは十分ではない。
何かを言ってやろうと意気込むことは視野狭窄を産み出し、全体としてのメッセージを読み取ろうとしない。
細部に凝ることはあまり楽しくない。
作品に依存して反応的に何かを書いているだけで、自分の意見じゃない。

壁だって、ボールをぶつければ返してくれる。
人だっていうなら、ちゃんとキャッチして、どこに投げるかを決めなくてはいけない。

罠に陥らないためには、何かを作らないといけない。漫画、小説、映画、ゲーム…何かを作りだす過程を知っていれば、視野を広く保てる。

『トップガン』はマーベリックの成長を2時間で劇的に描いた。
壁にぶつかっても、乗り越える勇気を与えてくれる。

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