偏見

リュックは時代と逆行している

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ゲームにおけるリュックサックなどの収納アイテムは、持てるアイテムを増やす効果があったりする。
特にリュックサックは、所持アイテムを増やしつつほかの武器やアイテムを装備できたりする。

当然現実でも同じである。

登山など過酷な環境では、必須のアイテムである。
重力に逆らって斜面を、野営のための装備や食力を運びながら移動しないといけない。
足場が悪いので両手を自由にすることも必要である。
手持ちかばんで登る人は、たぶんいない。

現代の都市生活では、どうだろうか。
リュックが必要となる場面がそう多いとは思えないが、若者の多くはリュックを常用しているようだ。
あきらかに運動の格好をしていないきらきらした女子や、ひ弱な男子も、リュックを背負っている。

ゲームや登山と違い、弊害が大きい。

リュックの弊害

結論から言えば、普通の生活でのリュック装備が嫌いである。
リュックは他人に迷惑をかけるからである。

サイズ的問題

社会で想定される一人分のサイズは、リュックの使用を想定していない。
例えば二人が通れる通路で、横を向けば一人しか通れなくなる。
使用するには一層の注意が必要となるのだが、自由となった両手でスマホをいじっていることが多く、注意力が散漫なことが多い。

後方不注意

後ろは当然見えないので、迷惑をかけている意識がないことが多い。
特に狭い教室内でキョロキョロしている大学生に、机においてあったものを根こそぎ落とされたがそのまま気づかず行ったのは根に持っている。あいつ絶対許さん。
店内でリュックが当たって商品や装飾を落とすのもよく見かける。

電車内でぶつけられることも多い。

中身を取り出すのに手間がかかる

リュックを使う人は財布が長財布であることが非常に多い(当社比、バイトの経験から)。
ポケットに入らないのでいちいちリュックから取り出すことになる。
長サイフそのもののチャックを開ける時間も相まって、時間がかかる。

建物への入構にカードを使うとき、いちいち出しているのを待つことも多い。

シェアする時代

リュックに何が入っているのかは知らない。
が、軽々と取り回しているのを見るに、たぶんたいしたものは入っていない。

今の若者は欲がないという。
車を持っている人はどんどん減っているという。
たいていのことはスマホがあればどうにかなる。

所有しないという選択肢も普通に受け入れられる。
ゲームの課金、NetflixやHuluなどの動画サービス。

多くのものを持ち運ぼうというリュック(及び、長財布)は時代と逆行している。

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