授業で国や企業の人材投資の面から、大学進学を分析していたのがおもしろかったので、その方法を書いていきます。
大学に行ったからには、これくらいの価値を生み出さないとダメだってことですねー。
国の負担
まず、通う大学の収入元を調べます。
私の大学の場合・・・
だいたい、
・運営交付金6割
・授業料で2割
・産学連携1割
・その他1割
となっています。
たくさん生徒いるし、1年で授業料50万なので、相当いけるんだろうなーと思ってましたが、授業料より運営交付金のほうが3倍もありますね。
なので乱暴に言えば、国からの交付金がなかった場合、1年間の授業料は+3倍の200万円となります。
(卒業4年で800万。恐ろしいですね。)
よって大学生は、1年間150万円をもらっていることになります。
大学の授業内容と大多数の大学生の過ごし方にこんな価値があるんでしょうか・・・?
人材への投資という観点から考えると費用対効果が悪すぎですね。
もらえるのはいいですけど笑。
続いて、会社編を見てみましょう。
会社の負担
国と同様に会社の人材への投資という面から見てみると・・・
大卒の生涯賃金は大体3億円くらいといいますから、転職なし新卒採用だと企業は3億円払って人材に投資していることになります。
一方高卒は生涯賃金が2億6000万円くらいのようです。
4年間も働いている期間が長いにもかかわらずです。
国の視点だと、4年間で600万払ったことによって、生涯賃金が4000万アップしていますので回収できています(税金で回収)。
これが東大や早慶だとさらに回収率アップです。
しかし実際のところ、支給した600万で何が起こっているのでしょうか?
とりあえず、それだけの価値がある人間にはなりたいです。