Netflixにて「GODZILLA 怪獣惑星」を見ました。
結論を言うと・・・面白くはない。
そもそもあんまりゴジラ映画には興味なかったんですけど、「シン・ゴジラ」が面白かったので見てみた感じです。
ゴジラファンというわけではないのでフツーの人の目線、ということでお願いします。
PVが面白そうで見て裏切られたショックで、けっこうこき下ろしていくかもしれません。
映画→Netflixが2ヶ月!
映画の公開日は2017年11月17日です。
Netflixでの公開は1月17日。
映画からNetflixが2ヶ月だけと、かなり期間が短くなっていますね。
東映の自信のあらわれと見るか、なさと見るですが、視聴した後だと自信のなさにしか感じません・・・。
シン・ゴジラの思わぬヒットを受けて新たに力をいれたのかもですが、うーん、面白くない・・・。
全編アニメCGで綺麗なんですけど、なんか質量を感じないのはなぜでしょうか。SFっぽいデザインだからかな?
基本的に未来っぽいデザインって薄くて軽そうなので。
声優的にはかなり豪華でした。あーこの人よく聞く人だなーって人がたくさんいました。
でもだからこそ力の入れ具合と面白くなさの対比を感じて、げんなりしておりました・・・。
あらすじ
生態系の頂点に君臨する究極生物ゴジラと人類の対決を描くアクション大作。2048年、怪獣との戦いに敗れた人類は地球脱出を始動させる。中央政府管理下の人工知能で選ばれた人々は移民船で旅立つが、たどり着いた星は生存可能な環境ではなく、移住を断念。だが帰還した地球は、既に2万年の時が経過しており、ゴジラが支配する“怪獣惑星”と化していた。「GODZILLA 怪獣惑星」1月17日からNetflixで世界190カ国に配信! : 映画ニュース - 映画.com
あらすじを読むとわかる通り、タイトルにある怪獣惑星とは地球のこと。
てっきりどこか別の惑星だと思ったら地球だった!猿の惑星だ!的なのではないんですね。
地球でゴジラと戦うというのがネタバレではないということを証明するためだけに引用しました。ありがとうございます。
ちなみにこれは3部作のようです。
このことを知らずにまさかのエンドを迎えて、逆にすげえ・・・ゴジラにバッドエンドってあったんだ・・・と感動しましたが後で調べてみると3部作ということがわかりちょっとがっかり?しました。
まあさすがにアノ終わり方はないですね。でもたまにハリウッド映画であるような・・・。
尺的に厳しい
本映画は1時間半しかありません。
その短い尺の中で、人類が地球外にいかねばならなかったことや、人類以外の知的生命体と協力することになった顛末を描きながらの、ゴジラと戦わなければいけません。
・・・そう、同じく星を追われた宇宙人と協力して、ゴジラを倒すのです。・・・外観や能力的にも人類とほぼ同じ日本語を喋ってくれるので、その設定いる?ってすごく思いました。別に人間でいいじゃん・・・後から何か意味を持ってくるのかもしれません。
話を戻しましょう。
少なくとも「シン・ゴジラ」では現在とほぼ同じような日本が舞台で、特に社会の変化について描く必要はなく、ゴジラとの戦いや、人間の協力に時間を割くことができました。
しかし今回の作品では、物語後半でやっととゴジラと遭遇し、割にあっさりと戦闘が終わります。
SF、宇宙、宇宙人、ゴジラ・・・なんか変な要素をぶちこみすぎた印象でした。どれも中途半端のような・・・。
出てくる戦車がかっこいい
さんざんこき下ろした感じがしますが、もちろんいいところもあります。もちろん。
それはメカがかっこいいことです!うん・・・。
特に戦車はかっこよかったです。
多脚戦車にはそそられましたね。
「攻殻機動隊」でも多脚戦車は超かっこよかったですねー。
主人公が特攻すぎてコワイ
ゴジラは人類や友好関係にある宇宙人の敵で、みな戦意を失うほどの圧倒的強さです。
しかし主人公はかなりゴジラに対して好戦的なのがちょっと怖かったです。
ゴジラが襲いにくるというより積極的にこちらから仕掛けていきます。
そしてロクに戦略もない状況での無茶な指揮、精神論、特攻、玉砕。
輸送船まで攻撃に駆り出すなどまるで太平洋戦争ですが、作中でも特攻だよ、という言葉が出てきてオドロキましたね。
そういえば状況的にも食糧・資源・エネルギーの危機と、似ているところがありますね。
今作ではゴジラは何を象徴しているのでしょうか・・・?アメリカ・・・?
これが全世界に放映されていると思うと・・・いやあコワイですね。
まとめ
あんまり面白くなかったですが、続きは見ようと思います。Netflixで(映画館ではない)。
これからどうなるのか?はけっこう興味あります。
大風呂敷広げてますからね・・・SF、宇宙、宇宙人。
それがどう意味を持ってくるのか!?(「!?」は言いすぎでしょうか)