「かまいたちの夜2」どんなゲーム?
ps2のソフトで、ノベルゲーム、サウンドノベルといわれるジャンルのゲームになります。
表示されて出る文字に合わせて音楽や背景、キャラクターの画像が変化します。
シリーズ一作目「かまいたちの夜」はサウンドノベルを世に知らしめた作品として有名です。
青いシルエットで表現された立ち絵を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
変わったところでは、雑誌読み放題サービスDマガジンでのジャニーズの画像がかまいたちっぽい、といわれることがあります。
二作目は一作目の人気を受けて作られました。
なのですごく面白い・・・と思いきや、賛否両論のようです。
その理由はストーリーが複数に分岐するためです。
なのでストーリーによってはあまりおもしろくなかったりします。
・・・とは言いますが、平均とってみるとそんなに面白くなかったなあ・・という感じがしました。
最初のストーリー「わらべ唄編」はサスペンスですごくおもしろく、一緒にプレイした先輩と推理していって真犯人に衝撃を受けました。
が、あとのストーリーはうん。。という感じですね。
分量は割と少ない
わらべ唄以降のストーリーはかなり短い印象。
15時間かからないくらいですべてのシナリオをクリアしました。
12個のストーリーがあり、時間の半分くらいはわらべ唄で使いました。
おなじノベルゲームである「ひぐらしのなく頃に」が60時間以上かかったことを考えると、分量的にはちょっと少ないかな?という感じがします。
あらすじ
友達以上恋人未満な透と真理。
1作目はスキー旅行だったが、本作では無人島に旅行に行くことに。
三日月島には、もともと村があり、不気味なわらべ唄が伝わっていた・・。
ゲームシステム
上のあらすじを元に、シナリオが分岐していきます。
登場人物の設定や世界観が全く変わるのが特徴です。
12個のストーリーがありますが、最初はわらべ唄編しかプレイすることができず、順々にクリアしていくと新たなストーリーが解禁されるという仕組みになっています。
以下感想(ネタバレ注意)
登場人物がムダに多い
基本的に前作に出てきた登場人物を継承していますので、いきなり2からやると知らない人がいっきに10人くらいでてくるのでわけがわからなくなります。
それぞれの人物はおなじみのシルエットだけで表現されていますから、覚えるのは後半になりました。
ただし、出番があるキャラクターは限られていますので別に出現頻度で適当にやっていっても問題ないとは思います。
正岡慎太郎とか、村山つとむとか、そんなに出てきましたっけ?
それぞれの人物をもっと細かく描いてほしかったです。
電波シナリオ多し!
まさかこんなに電波や残酷シナリオが多いとは思いませんでした。
しかもそんなに出来が良くなかった印象です。
出落ちというか、そんなに深く掘り下げられず、短い文章で終わってしまいました。
やるならもっと描いてほしかったですね。
電波シナリオが多すぎると、なんか飽きてくるのも問題かと。
たまにあるくらいでゾッとなるので、あんまり多すぎるのでゲップがでてましたね。
PVがすべて
広告が一番おもしろい映画ってあるじゃないですか。
かまいたちの夜2もそれが当てはまるようなきがしてます。
メニュー画面でしばらく放置しているとPVを見ることができます。
そこで各シナリオの名場面?を見ることができます。
ロボロボしい人たち、ゾンビ、砲撃、撃ち抜かれる香山、・・・
え!?なんでそんなことに?って思うんですけど、実際にプレイしてみるとうーん。そんなかんじです。