PS4とVtaで、「メタルマックス ゼノ」というゲームが発売されました。
ファミ通なんかでもよく特集されているのを見ます。
おもしろそうなので、いろいろ調べてみましたが、うーん??
理想のゲームとはいかなそうなことがわかりました。
目次
どんなゲーム?
世界観
暴走したAI?によって荒廃した近未来で、戦車に乗り生き残るというストーリーのRPGです。
人類が衰退し、ほぼ絶滅した世界では敵対するAIの従える戦車や、変異した?モンスターがウヨウヨしています。
現代では航空機などにより日の目を見ることの少ない戦車ですが、荒廃した世界では戦車が活躍しそうだというのはなんとなく想像がつきます。
敵の種類もそうした設定を踏まえていて、ファンタジーなモンスターではなくモロの戦車や、兵器と合体した生物などが登場します。
「MOTHER」みたいに、一風変わった敵が出るRPGと言っていいと思います。
ゲームシステム
基本はRPGでコマンド制の戦闘なのですが、2種類の戦闘があります。
戦車に乗った状態で戦うのと、降車した戦闘です。
戦車に乗った状態ではシンボルエンカウントで、敵が見えた状態で戦闘に突入することになります。
降車時にはランダムエンカウントで、何歩か歩くとランダムに戦闘になります。
ポケモンなんかと同じですね。
状況に合わせて、2つの戦闘を切り抜けていかないといけません。
なので、それに合わせて仲間や武器・装備を選択する必要があり、プレイの幅が広がります。
歴代シリーズ
Wikipediaによると、今までに10作の作品があるようです。
知りませんでしたが汗・・。
初出は1991年(!)にファミコンから出された『メタルマックス』です。
RPGといえばドラクエが有名ですが、クエストなど寄り道、シナリオ攻略の自由度で人気があったようです。
この頃は街などが存在していましたが、今作では登場しないようです。
それで登場人物も減っていて、残念だという声もあるようです。
1作目以降も制作され続けたのは、ファン層が厚いということで、ハードルは高そうです。
今までのシリーズでは、任天堂ハードがほとんどでしたが今回はPS4です。
これからメタルマックスが復活するんでしょうか!?
お気に入りゲームとの共通点
パワポケ10・バトルディッガー編が好きだったが・・・
このゲームに目をつけたのは、お気に入りのゲームと似ている部分があったからです。
つまり、戦車×RPG・・・
『パワプロクンポケット10』は人生で最も楽しみ、時間をかけたゲームの一つでした。
その中のシナリオのひとつ、「装甲車バトルディッガー編」(以下ディッガー編)にかなりの時間を費やしました。
ディッガー編も戦車がメイン要素のRPGゲームで、非常におもしろかったのです。
パワポケシリーズ自体、パロディが多い作品なので参考にした可能性大、というくらい似た要素のあるゲームでした。
似たゲームを買ったら、たいてい楽しめることが多い私です。
同じことの繰り返しじゃんと思われそうですが、そういうことが非常に多いのです。
例えば・・・
ゾンビ、オープンワールド、箱庭、ローグライク、乗り物、経営、シミュレーション・・・
のジャンルのゲームをプレイすることがまあ多いんですね。
そして高い確率でドハマりしてしまいます。同じようなことしてるんですけどね・・・。
ディッガー編に似たような要素のゲームを発見することは今までできませんでした。
そこで「メタルマックス ゼノ」の登場で一気にテンションが上がっているというわけです。
Amazonのレビューは2!酷評多し・・・
シリーズものの宿命ですが、前のものと比べてクオリティは落ちるという評価が多かったですね。
実際にやってはいないので確たることは言えませんが、緊張感がない、テンポが悪い、街がない、登場人物が少ないなどがあげられていました。
なのでいくら戦車×RPGとはいえ、ディッガー編にあってメタルマックス ゼノにないものがいくつかある要素がないことに気づきました。
例えば・・・
ローグライク
ディッガー編はローグライクゲームでした。
つまり自分が一歩動けば相手も一歩動く、「風来のシレン」的なアレです。
燃料や弾薬も回復薬も拾わなくてはいけないので、かなり緊張感がありました。
装備スペースが限られていて、単純に戦闘を強化すればいいというわけではない・・・というのもローグライク要素と絡んでよかったですね。
シナリオ重視
ダンジョンに潜る以外のところは会話で、仲間との会話、組織間の抗争など、世界観が文章だけで示されていました。
これが想像力をかきたてていた部分もあったような気がします。
ペナルティ多し
ディッガー編では、戦車のHPがゼロになると帰れなくなるのでゲームオーバー、主人公が死ぬと即ゲームオーバー、仲間が死ぬと生き返らない、戦闘中に弾薬を補充できない、ゲームオーバーになると仲間が死ぬ、といった謎のシビアなシステムがありました。
これが緊張感を生み出していたわけですが、メタルマックス ゼノではないようです。
自分で縛ったりすればいいかもですけど。。
トレハン要素
ダンジョン内に落ちている武器にはゆらぎがあって、命中率、弾薬数、攻撃力に違いがあり、それにめちゃくちゃこだわりを持っていました。
繰り返すのは苦ではないので、ひたすらやってました。
つまり・・・
私の理想の戦車×RPG像は、ハードで緊張感のあるRPG、ということかもしれません。
ドラクエやFFより現実寄り・・・なイメージでしょうか。
ゲームシステムはともかく、ストーリー・ビジュアル的に今回のメタルマックスはそういう雰囲気ではないですね。
まとめ
いろいろ比較してみましたが、理想のゲームではないかも・・・。
やってみないと何も言えないんですけどね。
こういう実際にやってないのに色々判断したような気になるのは、今の若い世代の悪い癖だと聞いています!
こうやって消費をしないことは経済にとってもダメージですね。
でもやっぱ高い・・・もうちょっと安くなったらやってみます。