はじめに
作業の質を上げる、ポモドーロテクニックというのを本で読んで、試してみた。 久しぶりのこの手(ビジネス誌でありがちな感じの方法論)の方法論をやってみた。 読んでみたのも久しぶりだ。
受験のときとかよくこういう、結果を増やす的なものを見てやってみたのだけど、続かなかったりしてどう考えても自分自身の根気や能力の低さがあらわになるので、ちょっと見るだけで敬遠するようになっていた。
今回きっかけとなった本SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル では、ソフトウェア開発者としての作者のあらゆる体験から書かれていて、決してテクニック主体となっておらず、思想面でのことも知ることができた。 この作者だったら、かなり試す価値があるのではないだろうかと思った。 というのも、本全体で人の甘さを計算に入れた上で考えるということがあり、実行可能な方法を重視するということがあったからだ。 まさに自分に当てはまっているのではないかと思った次第である。
ポモドーロテクニックの概要
なんか外国の方が発明した集中法らしいです。 歴史とかもっと詳しい方法についてはほかのサイトをあたってください。
25分を一つの物事だけに集中する一つの単位、1ポモドーロとする。 1ポモドーロにつき5分休憩をはさむ。 また、4ポモドーロにつき20分の休憩をはさむ。 つまり4ポモドーロが終わったら20分の休憩。 また、各ポモドーロには達成スべきタスクを具体的に設定する。
・・・のような感じである。 また、一日に達成したポモドーロについて記録をつける。 なんかシンプルだしいいなとまず感じたのがやってみようと思った理由である。 経験的に、めんどくさくて、それ自体が目的になるようなものは最初はいいけど絶対途中から飽きる。 ほかの誰がこれで成功しました!とか言ってても信じないようになったくらい飽きるのだ。
そういうこともあって、作者が押し付けてきたりこれやったら成功できるよ!的なスタンスでないことも重要な要素だった。 あまり推されたりアピールされるとやってみたくなくなる病気にかかってるので。あまのじゃくとも言う。
どうか?
まだ試してみて一週間しか経っていないのでこの方法の感想について書くのは早い。 これで絶賛して二週間後に全く逆のことをポストしてしまうのも嫌なので。 一ヶ月経ってみたら結果を報告したい。 何もなかったら、たぶん飽きてやめてるのでそのつもりでお願いします。
迷う
ポモドーロテクニックを実践するにあたって、すごいどうでもいいところを考えている。 それは何かというと、どのパソコンで記録を保存するかということだ。
そもそもどんな方法でポモドーロを保存しているか。
本の中でポモドーロを記録する方法として言われていたのは、ウェブサービスを使うことだが、家の回線が遅いのでそれはやりたくない。
ということで、エディタEmacsのorg-pomodoroを使って保存している。 やはりすげえな、Emacs。こんな機能もあるエディタってホントすげえよ。
話を戻そう。 どのパソコンで、というのはいつもメインで使っているデスクトップか、外でだけ使っているノートパソコンを使うか、ということだ。
デスクトップのメリット・・・ ・そのまま作業できる、 ・データのやりとりが不要 ・残り時間が確認できる
ノートパソコンのメリット・・・ ・いちいち仮想デスクトップを切り替える必要がない ・電気代がかからない ・持ち運んで外でも記録できる ・Emacsで同じ環境を実現するためにメインのデスクトップで設定を変更するたび設定ファイルをコピーする必要がある ・タイマー音がなる
だいたいにおいて、片方のデメリットは片方のメリットになっている。 電気代は特に大きい要素だ。というのは、本体だけじゃなく、複数のディスプレイがつきっぱなしになるから。また、ディスプレイ側で電源を消すのはめんどくさいのでやりたくない。 タスクの中には、パソコン上の作業でないものもあり、何もしてないのにつけっぱなしの状態なのは精神的にできない。 別に地球に優しいとか そんなこと 信じてないけれど、ほんとダメなのだ。 また、技術的に解決しそうな問題もある(コピー関係はクリアできるかもしれない)のが難しいところだ。
ほんとにどっちでもいい問題だとは思う。 しかしこんなのに迷ってやめてしまうのもアホらしいので、とりあえずデスクトップでやっている。 一つのソフト専用につけっぱなしにしておく、というのもいいのだが・・・。