村上龍 読書

トンデモ本!?『「超能力」から「能力」へ』

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あらすじ

特殊能力を持つ「山岸隆」と、彼の力を確信する村上龍との対談+能力の論文。
かなり怪しげな本に仕上がっている。

山岸には例えばCDにエネルギーを込めて他人に分けられる能力、治療能力などがあるらしいが、本人は2000年に死亡している…。
自分の身はどうにかならなかったのか?

科学的だからこそ、否定できない

こんなクソ怪しい人と対談するメリットは村上龍にはあまりない気がするが、村上は彼の不思議現象を体験して肩こりが軽減されたり集中力が上がったりしたらしい。

村上のスタンスは科学的だからこそ、山岸のいうエネルギーの存在は否定できない、本当に存在する可能性はある、というようなところ。
妄信的に信じているわけではなく、いつものように科学的だ。

しかし、なぜ能力があるからといってCDに封入して売ったりするのだろうか?
エネルギーをCDに入れて、聞くと恩恵を受けられるっていかにも、アヤしさの典型というか…。
インターネットを通っても平気らしい(?)から、ぜひYoutubeに上げてほしかった。

山岸はバリバリの理系(元薬剤師)で理論立てていたが、それっぽく見せるためのマーケティングやブランディングには通じてなかった、ってことなんだろうな。

村上は、この本についてどんなふうに思ってるんだろうか。
ほかの著作で超常現象や山岸に関して言及することは一切ない。
なかった過去にしたい文章、本があるとすればダントツでこの本だと思う。

積極的に掘り返していこう。

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