コンビニでバイトしててあるあるな現象や客の行動に名前を付けようと思う。
メンタルヘルス的にもいいし、客を観察するのは面白いので暇つぶしにもなる。
目次
- 1 現象
- 2 客
- 2.1 イヤホンしてる奴
- 2.2 通話してる奴
- 2.3 コーヒーのサイズ言わない奴
- 2.4 深夜立ち読みしてる男
- 2.5 トイレだけ借りる奴
- 2.6 トイレ借りますと一声かける奴
- 2.7 トイレにゴミ捨ててく奴
- 2.8 店の前でファミチキとかカップ麺食ってる奴
- 2.9 レシートを一瞬で捨てる奴
- 2.10 他店のレシートを大量に捨てていく奴
- 2.11 車に溜まったゴミ袋を捨てていく奴
- 2.12 払い終わったあとおでんの箱にぶつかる奴
- 2.13 タバコの年齢確認押さない奴
- 2.14 背負ったリュックから財布取り出す奴
- 2.15 袋に入れたのにわざわざいらないと言って袋外していく奴
- 2.16 悩みまくってる奴
- 2.17 バーコード面を上に向ける奴
- 2.18 わざわざバーコード面を下にしてくる奴
- 3 まとめ
現象
まずは現象編だ。ありがちだけど名前がついてないのにネーミングする。
最後らへんのペーパータオルが流し台に落ちる
ペーパータオル、よくレストランのトイレに設置してあるやつをイメージしてほしい。
長方形の下から切れ端が出ていて、それを引っ張って紙を取り出し、手を拭く。
コンビニのバイトは衛生上の理由かアレで手を拭くわけだ。
普通は一枚ずつ出るが、少なくなると重力に逆らえなくなって流し台に落ちる、捨てる、イライラする。
家庭用のティッシュでは、最後に近くなると紙がでなくなる、設置が逆だから逆になる?
この現象をなんと言えばいいのか。
ティッシュ版だとティッシュ箱の数だけこの現象は存在し日常的であるが、特に名前はないようだ。
…まず、ティッシュ紙がでなくなる現象に名前をつければ、そのハンドペーパーは反対の現象なので反〜とか付ければいい気がしてきた。
そもそもなぜ一枚ずつ取り出されるのか、ティッシュ箱の原理を調べてみた…。
摩擦力が重要な要素のようだ。
図で見るとわかりやすいのだが、段違いになっていて摩擦力で次の紙が引っ張っられる。
触ってみるとわかるのだが裏面はざらざらしていて摩擦力が働きやすい。
そして重要なのは垂直に強く押しつけられるほど摩擦力は強くなることだ。
普段は上のほうのティッシュの自重で摩擦力が十分にあるが、最後の何枚かになると摩擦力がなくなって次の紙が引き出されなくなる、というわけだ。
これは、歴史ある名門集団でも時代が下るにつれて初代の重鎮が消えていくが、次世代の育成がうまくいかなるなる現象に似ている。
最終的に、紙は表に出なくなって、箱は空のように見え、そのまま捨てられるわけだ。…。
これを後継者不足になぞらえてみんな馴染みのある携帯電話会社の「ソフトバンク」としようと思ったが、歴史がない。
名前付けには五感のわかりやすさが必要だという。
流行語を見ていると明らかだ。
なのでオーソドックスに、ティッシュ×フィニッシュで「ティフィニッシュ」と名付けよう。
一応ググっておく…、よし、先人はいない!
ということでまとめ…ティッシュ箱の最後の一枚が取り出せない現象の正式名称は「ティフィニッシュ」!!
しかし正式名称が決まったところで、それが使われるとは限らない。
ファミリーマートをファミマ、セブンイレブンをブンブンと言うように、物事には略語や活用が重要だ。
ということで、略語+活用例も記しておく。
「ティフィニったのでそろそろ買いにいかないとな」
「ティフィったので0.4秒ロスだ」
さて、本題は上下反対に設置されたハンドペーパーの名前をどうするかだ。
これは安直に、接頭辞deをつけて解決する。
deはoffとか、downを意味するので、まさにピッタリだ。
なのでこちらの正式名称は「デティフィニッシュ」となる。
デとテが重なっているのがやや発音しずらいが、直感的に理解でき日常生活にも使いやすいだろう。
冷凍庫にダンボールが入らない
コンパクトな店のサイズから知っての通り、コンビニには倉庫スペースがほとんどない。
陳列棚に並んでいる分がほとんどだ。
その代わり、一日に何度も配送されてくる、こうしたきめ細やかな在庫調整がコンビニ流通網の特徴である―。
コンビニでほぼ唯一の倉庫は、冷凍庫である。
レジ横で売られている食品の調理前の冷凍状態のものや、肉まん、おでん、アイス、アイスコーヒーの氷…などが収納されている。
これが全く入らない、無理ゲーなときが多く、さらに同時にレジをやらないといけないことがあり無理ゲー感がすごい。
それを表現したい。
…倉庫番というパズルゲームがある。
その名の通り倉庫に荷物を入れていくゲームである。
倉庫番と違って垂直方向の荷物だけど、これがまた大変。
…冷凍庫に荷物が入らないというのと、倉庫番の例がどれだけ通じるかわからないので、やる気がなくなってきた。
適当でいいだろ、「凍庫番」でよし!
備品の在庫が合わない
コンビニの備品とは、それこそハンドペーパーからトング、カルトン(お金入れるやつ)、ロゴの入ったテープ、レジ袋等色々あるのだが、それにも在庫がある。
商品の在庫とは違って、ストックに余裕が必要で多く置いてあるので、管理が必要になり、少なくなると発注する。
備品は数多くあり、担当者が把握する必要があるが、24時間いれるわけではない。
そこで把握しやすいように、持ち出した各バイトは数を記入する、具体的には取ったら−1するだけなのだが、よく数が合わなくなる。
基本急いでるので忘れやすいわけだ。
これを表現したい。
考えてみれば世界中のあらゆる小売で、数字と実在庫が合わないことは日常的に起きている。
悩みの種のようで、防ぐための様々な方法があるようだ、まあ自分とは関係のない話だろうが。
言葉的には、「棚卸差異」というようだ。
なんというつまらないド直球なストレートなネーミングだろうか、でも在庫という地味な概念からすれば、相応な気がする。
もうそれでいいや。
温めたのに買わずに買える奴
店員「温めますか?」
客「はい」
客「財布忘れたのでやっぱ買いません、後で来ます」
→来ない
一度温めたものは売れない。
この場合、温めたものは問答無用で廃棄。
たま〜にいる、この行為は何と名付けたらいいだろう。
客がやったことは、棚に置いてあるスープを手に取り、レジまで持ってきて、温めさせて帰るという謎の行為だ。
金銭の授受は発生していないのに、私に命令し温めさせておいて、商品を廃棄にしたという、まあ平たく言えば詐欺行為だ。
よって、「温め詐欺」と名付けよう。
やっぱ買わないで直させるやつ
レジまできて、スキャンしようして「やっぱそのパン買いません」
意味がわからないが、けっこういる。
そして、何のエクスキューズもなくその商品はレジに放置され、私が直すことになる。
ほかの商品で会計が発生しているから曖昧になっているが、商品持ってきてレジに放置してるのと同じだからな。
テレビのリモコンをトイレに放置する6歳の子供と同じだ。それは違うかもしれない。
とにかく、物はあった場所に戻らないと、秩序が保たれない。
理由はわからないがなぜかよく起きることだ。
不況と痴呆が同時に進行しているのかもしれない。
…が、どこかスピリチュアルな感じがしないでもない。
家のモノが見知らぬ位置にあると怖いが、実害がなくモノの位置が変わるだけだとどうだろう、なんだか素敵な感じがする。
私はそれを直すのも仕事だと考えているので怒ってるわけではない、よってスピリチュアル要素を足して中和する。
これは「神隠し」としよう。
うん、なかなかいい感じがする。
例えば冷蔵商品、肉なんかが常温の場所に放置されていると即廃棄される。
経営しているわけでないので何か具体的に被害を被るわけでないのに腹が立つのは、そういうバカで身勝手な人間がいることを想像するからだが、神隠しと言ったらどうだろう、身勝手なアホ面がジブリの有名映画のアイツに変化して、イノセントな行動だったんじゃないかと心が和む!不思議だ。
精神衛生的にも、用法の広さ的にも使える「神隠し」どうだろう。
レンジ内爆発(マヨネーズ)
マヨネーズやソースの取り忘れからのレンジアップにより弁当爆破、店員がやってしまうありがちなミスだ。
まだコンビニバイトやり始めのときやっちまったものだ、あのときは一回り年上のみんなのお姉さん的なバイトの人に研修を受けていた。
マヨネーズ付けっぱなしでレンジ、当然爆破してしまって弁当とレンジ内がベトベト、どうしよと思って唖然としていると、その人が飛んできた。
素早く拭きまくりながら謝る、当然私も謝り、拭きどうするのかなと思って見ていると、有無を言わせず拭いてその弁当をそのまま売った。
当然私が買い取りか、など思ってたから予想外だった。
客は若い男で、店員は綺麗な人で愛想もよかったから、確かに替えてくれ!とは言えないよな、と世の中の真理を知った。ひとつの戦争を防止した。
これでオレが処理してたらは?替えろよ!みたいになってたかもしれない。
客はむしろ嬉しそうに見えた。あ、全然いいっすよ(俺いい奴だな、)的な感じで。
あいつ(客)は多分変態だった。
結果的には弁当をベトベトにされ、ソースはついてない、謝られながらゴリ押しで売られたわけだが、綺麗な女の子だったので問題点が曖昧になんた。
天ぷら火災にはマヨネーズをぶち込めばいいという。タンパク質の皮膜を作るとかなんとか言われている。
…何の話しをしているのかわからなくなってきた。
まあ、途中出てくるけどこの事象はオーソドックスに「弁当爆破」でいいんでない?
爆発防止の穴あけ
レンジで爆破のタイプには2種類ある、ソースやマヨネーズなどの付属の液体調味料が爆発するタイプと、パンやハンバーガーの入れ物が破裂するパターンだ。
次は後者について説明する、被害は少ないのだが破裂の範囲がランダムなので色々と面倒くさい。
予防するために小さく袋を開けたり穴を開けておくのが有効なのだが、まだ食ってない袋入りの食べ物に穴を開けるという行為にどれだけ一般性があるのかわからないし、黙って穴を開けたら何やってんだお前となる気がするので温めが確定してからいちいち断る。
「そのままレンジアップすると爆発するので、袋に穴開けますね」
面倒くさい。
朝の忙しい時間だとなおさらだ。
一言で表す言葉があれば概念として定着し、実態が生まれる。
アメリカ人に肩こりという言葉と同時にあの忌々しい痛み生まれたのと同じようなことだ。
断らなくてもいい世の中が来るかもしれない。
『ポン』はどうだろうか。
この種の爆発はかならずポンという。
上の世代にはわからないかもしれないが、給食のときに出てきたパンが個別包装で、知能がついてくると開けるときポンと音を出させて開封するのが流行るようになるが、あのときの音がする。
それより上の世代にもわかるように言うと、たぶん文明開化の音とも似ていたと思う。
麻雀と勘違する人間はいそうだな。
まあ、いいだろう。
「ポンしますから、穴開けます」
実にいい。
客
次に、ありがちな客の行動について、嘲笑を交えて名前付けしていく。
基本的にどんな客がいてもいいと思っている、バイトに損害が発生するわけではなく、対応の対価に金をもらってる部分もあるからだ。
だいたい同じ人間ばかりだと刺激と話題にならなくてつまらない。
単に暇だからと、メンタルヘルス的に名前付けしているだけなので、別に是正しろと言っているわけではないし、そういう奴は死ねばいいと言っているわけでもない、一応ね。
イヤホンしてる奴
世の中にイヤホンして外を歩いている奴はけっこういる。
レジの会計中にもいる。
何か聞いても答えない。
何をしても構わないが疎通が取れないのは困る。
そこまでして聞きたい音楽がないのでわからない、どんな音楽を聞いているのだろう。
まあ何を聞いてるかはどうでもいいのだが、たいてい表情は死んでいて、音楽は好きそうに見えず、自閉的傾向があるように見える。
音楽が好きというより周囲を遮断するための音楽、作業用BGMみたいな感じがする。
ということで、「モバイル自閉」直接的すぎるな。
通話してる奴
通話してる奴は圧倒的に女が多い。そのまま店を歩き回ったり、会計まで来たりする。
男は複数の出来事ができないとよく言われるが、私も電話と会計を同時にはできない、違いを感じる。
イヤホンとは違って疎通はできる。
電話を無視して聞けばいいだけだからだ。
変な感じになるのは、その瞬間目の前の相手の表情と声色が変わることだ。
切り替わる瞬間のスイッチが、モロに出る。
人間ってそういう関係性の中で複数の自分を持って生きてるわけだけど、切れ目を見てしまうと少し混乱する。
通話しているブスは、たいていハイテンションだ、店中に声を響かせる、そんなとき私は電話が終わったときを見逃さないようにしている。
あの寂しさに満ち現実と向き合うときの表情は、なぜかとてもスーッとする。
さて、名前はどうしよう「AIブスピーカー」なんてどうだろう。AIスピーカーに失礼かもしれないが。
コーヒーのサイズ言わない奴
たいていのコーヒーにはSとかMとか、サイズがある。面倒なことに店によってマチマチで、レギュラーコーヒーなんて言い方もある。
コーヒー1つ、などと言われても困る、もっと言えばコーヒーという商品はなかったりする、「ブレンド」とか「カフェラテ」と言え。
がかくいう私もマクドナルドでよくやってしまうやつで、裏で罵られているかもしれない。
世の中にはサイズを言わなくてはならないものと、言わなくてもいいものがある。
ある友人は、聞いてもいないのに、ギャグでもなく本気で局部のセンチ数を自慢していてドン引きした。
「オレ〜センチだぜ」
そいつが一人でおっ立てて定規を当てている図しか出てこない、気持ち悪くなった。
そういうのは具体的な数字でなく、例えば女の子が目を剥いて驚いた、ような具体的数値をボカシたなかの客観性が必要だと思うのだよ。。
何と言ってもそういうイタい自慢を本気でしちゃう一人っ子だった。甘やかされて育ったのだろう。
話を戻そう、名前を付けるんだ。
これをやっちゃう人は、自分がどれくらい飲みたいかということを考えていない。
単にコーヒーが飲みたいという曖昧な希望があるだけで、サイズなんてどうでもいいと考えている。
よって「資本主義の奴隷」でOK。
もういっそ短く「奴隷」で。
深夜立ち読みしてる男
深夜わざわざ立ち読みに来て、漫画だけ読んで帰る。
そんなにやることがないこと、たいてい漫画雑誌を読んでるのに哀れさと白痴と諦めを感じるが、別に実害は発生せず無害な人たち。
立ち読み客と言うと迷惑な印象があるが、無害で空気みたいなもので、実際じっと本を開いている姿は彫像に似ている、その分哀れみを感じるべき人たちだということを表現したい。
また、この人たちがもし『プレジデント』とか『日経アソシエ』(休刊になったみたいですね…)を読んでたら人物像は一気に変わる、深夜労働の合間に少しでも仕事に関わる知識を付けておこう、しかし本代は倹約しないといけない、という金と知識の貯蓄に励む若いビジネスマン、の絵が浮かぶ。
だがそんな人は深夜に皆無なので、漫画雑誌に限定しよう。
『コミックパラサイト』なんてどうだろうか。
略してコミパラ、日本社会に寄生して漫画を読んでる救いのなさはよく出てるのではないか。
「あいつはフリーターの上にコミパラだ」
「ちょっとコミパラしてくる」
「コミパラは豊かさの象徴」
パラサイト・シングル議論で親をコンビニに変えればいくらでも使える便利さもある。
細かいニュアンスとしては、コンビニで娯楽をパラサイト享受している、というのがポイントで、もし自分の将来のために「利用」している、上で述べたリーマンはコミパラではない。2つは区別できると思う。
### タバコ注文で聞き取りにくい男現象
タバコ注文する客、たいていの場合オジサン…は番号が異常に聞き取りにくい割に、聞き返したときの嫌悪感を隠さない。
毎日毎日注文してるわけで、自分の滑舌が悪いということをいい加減学んでほしいのだが、いっこうに学ぶ気配がない、喫煙のせいか?と考えてしまう。
結局顔を見て番号を暗記するようになる。
トラブルを少しでも回避するためには、タバコの依存性を利用すればいい。
聞き取りにくいというのは、様々な理由がある。
脈絡なく急に番号言うため百の位を聞き取るのが難しい奴もいれば、声量が足りない奴、滑舌、妙なアクセント、…。
例えば「145」は「45」や「245」と間違えることが多い。
最初の「ひゃく」の発音は難しいのだろう。
あと「はち」と「いち」とかも間違える。
「いちよんご」と言ってくれれば、百の位問題は解決すると思うのだが、普及しない。
この、滑舌悪い喫煙中年男性は「タバコ舌」と呼ぶことにしよう。
そうでなくハキハキと伝える中年男もいる、そういう人は「タバコ舌」とは言わず、また若い女でも滑舌が悪ければ「タバコ舌」。
中年男は圧倒的シェアを占めるのでだいたいイコールなのだが、一応。
トイレだけ借りる奴
トイレだけ借りて帰るやつ。
もちろん私が損失を被るわけではないので全く構わない。
むしろレジしなくていいから楽でいい。
当然、定期的だったり汚すのは論外だ。
以前、毎朝5時にパッとしない車で来て10分トイレを占領し何も買わずに帰る市電局員がいた。
ウンコしてるのか、整髪してるのか謎だったが、公務員のクズだったあいつは忘れない。
陰でウン公務員と呼んでやった。
毎朝のウンコに対して何も言えなかったので、陰湿に脳内で楽しんだものだ。
来なくなったらなんだか寂しい、異動になったのだろうか。ツンデレか。
本題に入ろう。
ニュアンスとして、マイナスイメージを出したくない、むしろ無害な中立キャラとして扱いたい。
…『フリートイレンタル』。
フリーという言葉は便利だ。
正当な対価を払わないタダ乗りから、自由でクリーン、綺麗なイメージと幅広い。
トイレ借りますと一声かける奴
わざわざ「トイレ借ります」という人。
トイレは勝手に借りればいい、バイトごときに言われたって、別に許可権を持っているわけではない。
人がよくいい人ってことは伝わるんだが、どうでもいい情報だ。
悪く言えば、応答のためにかかる時間の分、サービスを発生させているとも言える。
『いい人イレ』(いいひトイレ)
単なるダジャレになってきたような気がする。
トイレにゴミ捨ててく奴
整髪剤買って、トイレで付けてそのまま洗面台にゴミ放置していく奴。
トイレにはゴミ箱がなく、かつトイレにペーパー以外を流しちゃいけないのでこういうことになるのだろう。
ゴミに関しては、日本社会の世間はまだ機能しているように見える。
地方都市だからかもしれない、もっと大都市になるとどうなのかわからないが、誰かが見ている場所であからさまにゴミをその辺に捨てる奴はほとんどいない、
代わりに見てないところだったり、隠したり、そういう人間はいる。
象徴的なのは、タバコを側溝に入れる奴だ。
本人は消火のためと言っているが、側溝に水が入っているか落ち葉が詰まっているかかは確認していない。
あれは、捨てたゴミを隠している…というJTの張り紙があった。
ポイッと捨てるのが悪だから、まるで自分がいいことをしているような隠しをするわけだ。気持悪。
みんな善人ぶっている。
そんなときでも名前を付ければスッとする。
上で述べたようなゴミ隠しの行動全体にネーミングすればいいはずだ。
「ねこばば(猫糞)」にしよう。そのままだな。
元の意味は100円拾ったりすることだけでなく、悪事を隠すこと自体を差す模様。
糞とかぶってていい感じなので、決定。
店の前でファミチキとかカップ麺食ってる奴
店で買った肉を、店の前で食べる。
全く不自然なことはない、普通の行為だ。別に何が変だとも言ってない。
名前がないだけだ。
テイクアウトとも店内召し上がりとも違う何かがある。
カップ麺を店の外で食べるような浮浪者プレイをする人間もいる、汁は飲むか、店の外の側溝に捨てているようだ。
こういう人間が経済状況の変化によって簡単にホームレスになるんだろうと思う。
恥を捨てれば一気に落ちる。
まあそういう極端なところを扱っても仕方ないかもしれない、大多数は精神的に無害だ、名前をつけよう。
「アウトドア派」いいんじゃない、好きで外で食べてます!って感じがしてすごくよい。
段差に座ってアスファルトに足を投げだして、貧乏臭く惨めに食べるのが大好きです!いいね。
レシートを一瞬で捨てる奴
レシートを受け取るものの、一瞬で捨てる奴ね、早朝深夜は6、7割に達するような気がする。
逆に主婦的な人は貰うので、外見でレシートを貰うかはだいたい判断できる。
「レシートクラッシュ」でどうすか。
他店のレシートを大量に捨てていく奴
レシートは購買したものが記載されていて、宝の山だ。
だからこそ企業は積極的にポイントカードを発行する。
買った後他店のレシートを大量に捨てていく奴がいる。
女の、ブスが多い。
たぶんコンビニ以外では捨てる場所がなかったりするのだろう。
そういうところの媚でコンビニは商売している。
捨てる奴は個人情報収集の楽しさを舐めている。
以下は嘘だが、
まず捨てた奴の顔を覚え、印象付ける。
そして目の前で20枚くらい捨てられたレシートを後で回収し、観察し、想像する。
20枚のレシートでその人の生活レベルはわかってしまうし、外見に出る。
ブスは、シュークリームだのしょうもない食い物ばかり買っていて、自分に甘い、食ってるものが体を作るということに感動する。
また、行動範囲や活動時間もわかり、興味は一切ないが人物像がクリアになっていく。
嘘終わり。嘘だから本気にしないでほしい。
そんな、捨てたレシートなんて見ちゃいけないに決まってるじゃないw
まあ、そういうリスクは常にあるのは現実だ。
名前を考えよう。「個人情報提供」なんていいのでは。
車に溜まったゴミ袋を捨てていく奴
店に寄るときに車からゴミ袋を持ち出して、ゴミ箱に捨てていく奴。
知っての通りゴミ収集車は、各地で集積されたゴミを回収、ゴミ処理場に運ぶための大型車だ。
車のゴミを捨てる人間は、これの逆のことをやっていると考えられる…と思いがちだが、最終的にやってることは同じような気もする。
車で出るゴミを集積して、ゴミ箱(=処理場)に捨てに行くわけだ。
ゴミ箱は処理場ではないが、知ったこっちゃない乏しい想像力だとイコールになる。
よって「セルフゴミ収集車」
捨てる彼らにお疲れ様と言いたくなるような気がする、言葉の使い方は重要だ。
払い終わったあとおでんの箱にぶつかる奴
おでんがセルフサービスの店において、おでんの箱は、レジの斜め隣にある。
精算後におでんにぶつかる奴は多い。
スマホ操作、財布操作で見てないのだ。
日本人の視野角とか運動神経を危惧するが、これをうまく表現する言葉を見つけたい。
「おでんタックル」だ!!
何の捻りもないが、疲れてきたのでこんなもんでいいだろう。
タバコの年齢確認押さない奴
タバコを買ったときは、表示される画面を客がタッチする必要があり、それを押してくれないと操作が一切できない。
一応「押して下さい」と録音音声が言うのだが、あまり役立っているとは思えないくらい、押さない奴は多い。
毎日タバコを買ってるくせに?よくわからない。
何も聞かない見ない、注意力観察力がない。
そしてそれで死ぬことはないので、一生治ることはない。
「散漫」!
疲れてきた。
背負ったリュックから財布取り出す奴
金額が確定してからわざわざリュックから財布を取り出す奴。
お互いに時間の無駄だが、何かファッション上の重要なことがあって、それは時間よりも大切なことなのかもしれない、それにしては急いでいて、申し訳なさそうな態度を示しているように見える。
慌てようはむしろ面白い。
主張はなく、単に注意力と想像力のなさ、イノセント。
「慌てよう実演マシン」で。
袋に入れたのにわざわざいらないと言って袋外していく奴
袋に入れたのにわざわざいらないと言ってレジで袋から出して捨てていく奴。
じゃあ最初に言えよと思うのだが、よくわからない。
袋いらないに関してポリシーすら感じる。
「過激環境主義者」で。
悩みまくってる奴
コンビニで何を悩むことがあるのだろうか、毎日1時間くらい悩み、毎回違うプリンやデザートを買っていく奴は一定数いる、たいていはそれしか楽しみがなく依存しているようなデブスだ。
気になるのは、鋭い目線をしていることだ。
一般的に言えば、「何食っべよっかなぁ〜」とウキウキしているデブというのが普通に感じる。
そういうのは健全に感じるし、羨ましく思う。
が、死にかけた社会から拒絶され続けたような深夜のデブスは鋭い目で、全く楽しみなんてない、という死にかけたひどい顔でプリンやデザートを選び、買いまくっていく。
醜さの象徴みたいなものだ。
食を楽しんでいるというより、罪悪感があるのかもしれない。
体の醜さに気付いていて、なんとか改善したいと思っているが深夜にプリンを吟味しまくった末買いまくる自分に嫌気が指しているのかもしれない…。
『自己嫌悪買い』で。本当にそうなのかは知らない。
バーコード面を上に向ける奴
例えばパンだとバーコードは、パッケージの裏に印刷されているので、スキャンするときには裏がえす必要がある。
これが5,6個あると面倒くさくタイムロスにもつながるのだが、わざわざバーコード面を上に向けてくれる奴がいる。
実に合理的だ。
基本的に客は暗算が得意でない限り、金額が確定するまでは暇な時間になる。
その時間を有効利用してこっちに向ければスキャンが早くなるというわけだ。
こういうお互いにとっていい前提が一般的になれば、経済効率はよくなることだろう。
エスカレーター始め無駄で危険で野蛮な風習は残っているが、新しい合理的習慣はなかなか生まれない。
それが多様性ということなのかもしれない。
「場合う行動」(ばあうこーどー)で。むりやり?
わざわざバーコード面を下にしてくる奴
上のような人間がいたと思えば、わざわざ表にしてバーコードの逆面にするという人間もいる。
社会経験が少なくかつ社交性があり体面を気にしていそうな中年以上の女性に多い。
個人的美意識というか、靴を並べようとかそういう体面を気にしての行為で、基本的にいいことだと信じて疑っておらず、学ばない。
多くの中年以上の人間は学ばず・気づかず・繰り返す・が、代表例みたいなものだ。
「バカーコード」で。
まとめ
ネーミングする作業はたぶん楽しかったのだろう、妙に長くなってしまった。
結論、観察しネーミングすると、じつに面白く、バイトが楽しくなるのでおすすめ。
そういうちょっとしたことで楽しまないと、暗い気分になるでしょう?ひと工夫だ。