いよいよ最終回。八代との対決に決着がつきます。割とカンタンに。
あらすじ
クソガキが揺らしまくった吊橋に爆弾を仕掛けている八代。
しかし悟はいちはやく向かい、現場に居合わせる。
吊橋の上で対峙する二人。
サイコパスっぷりをフルに発揮する八代と、それを理解し、償わせようとする悟の会話。
八代は心中を図り、自ら橋に乗ったまま爆弾を起動する。
しかし爆弾というよりも花火と言ったほうがいいくらいの貧弱さで、吊橋は壊れず、
火がついただけだった。火は結構出てたんですけど、爆発力が足りません。
それでもまるで想定通りというような八代。いや失敗してるからね君。
焼け死ぬ心中を選ぶつもりだったようだが、悟が奇跡の力を見せ、
二人とも橋の下の川に落ちる。
落ちた先で眩しく照らされる。下には、警察が待機していたのだ・・・。
八代の犯した罪には時効のものも多くあったが、いくつかは本人の自供で立証することができた。
ちなみに全部で30件の殺人を犯していたようだ。多すぎない?
そしてしばらく時間がたったあるとき、悟は作品がアニメ化する有名作家になっていた。
彼の作品の一つは『新世紀ユウキ』。もちろんユウキさんが元になっているのだろう。
彼への冤罪がないからできたことだ。
最後に高架下で、「僕だけがいない街」というタイトルの言葉の意味を明らかにし、さらに愛梨と再会する。
貧弱な火力
橋で爆発したシーン。一瞬わーっと思いましたが、
至近距離にいた八代や悟になんのダメージもなく、ボロそうな橋もちゃんと耐燃性があったのか、
すぐに燃え落ちもしませんでした。
悟たちが落下したあと、上から降ってもきませんでした。
これは、明らかに八代の失敗ですね。特に、8話の車を池に沈めたときと同じような失敗です。
思い切りが足りないのです。
あのときは車体が半分くらいしか沈んでなかったですが、もっと派手に、ブーンと速度を出して池に突っ込めばすべて沈んで、悟を亡きものにできたはずなのですが。
もっとも、あまり音を立ててはいけない、というバランスの上での話なので、彼なりのバランス感覚があってのことなのでしょう。
ですが、客観性がないと反省はできないもの。
今回も火薬の量を抑えすぎたのか、橋は落ちませんでした。ちょっとしょぼかった爆発。花火と同時に爆発させることで音をかきけせるので別にもっと火力あってよかったのでは?と思います。
また、本来はどうやって殺すつもりだったのかも気になります。
少なくとも下に川があり落下しても平気な高さ(相当な高さで、水面は非常に硬いそうですが)ですから、もし橋を爆破しても生き残る確率があります。
やはり爆殺するつもりだったのでしょう。
やっぱり火力が足りなかったんですね。
愛梨とあったその後を妄想する
高架下で再会する悟と愛梨。
もともとの2008年でも母親が「脈ありだべ」というくらいですから、記憶がない状態の愛梨でも好感を持つ可能性は高そうです。
漫画家を目指しフリーター生活を送っていた元の生活とは違い、有名作家となって甲斐性もありそこもプラス加点となりそうです。
しかし世間の目がそれを許すのかどうか、そこだけが不安の種です。
(何いってんの??)
例えば狩野英孝や、小出恵介。
女子高生という未成年との関係に、世間の目は冷たいのです(オレも超冷たいっすよ)。
彼らは淫行があったことが問題となっているので、そういうのを避けていかなければなりません。
ということで、おそらくラブホテルなどの施設を避けた交際が続くことになるでしょう。
特に9話の週刊誌なカメラマンなどには目をつけられていますから、気をつけなければいけません。
どこで見られてるかわかりませんから、特殊なプレイもなかなかしづらいと思います。
あとは彼女の趣味はカメラ。なので流出も注意すべきだと思います。クラウドなどへの保存は厳禁、
自動バックアップなども避けるべきです。
あとは顔と同時に撮らないとか、撮影上気をつけることはありますが、些細なことです。
・・・何言ってんの?
まとめ
まさに大団円。タイトルの意味もラストで明らかになり、すっきりです。
というのはウソです。リバイバルが起きる理由はよくわからなかったり、
悟がなぜか眠っている間の社会的な出来事を知っていたり精神年齢が成長してたり、
いつのまにか漫画がかけるようになっていたり、
運転免許持ってないのに運転ができたり、ケータイが使えたり、
周りが不思議に感じないのがは謎ですが、まあいいのでしょう。
まあ、うん。これまで割と好意的に書いてきたほうだと思いますが、ラストまで見てみて、
そんなにおもしろくはねえなと思いました爆。
そもそもアニメの時点でそんなにおもしろくはなかったのでハードルは低くなっていたのですが、
まあ別に、超えることもなく引っかかることもなく。
でも、おもしろくないということはないです!
星5でいえば3くらい。可もなく不可もなくといったところですね!
なんでだろうと考えたとき、やっぱりご都合主義的な部分が多かったところですかね。
最初に警察にわけを話さなかったのはなぜかとか、
リバイバルが都合よく起きるところとか、抜け出せる条件が主観的なところとか、
廃バスに偶然犯人が荷物を置きにきたとか、
八代の犯罪のずさんな割に捕まらないところとか、まあ挙げてったらきりがないです。
個人的にタイムループものにはタイムループする理由がないと
ダメっていうのもありますね。
もっとも触れると話が大きくなりがちですから、大変ってのはわかるんですけど。
あとは視点が少年たちだけなので、すごい狭い視点でしか殺人事件がわからないってことですかね。
警察目線とか、他の事件の被害者とかにも焦点があてられたらより理解しやすかったかもしれません。
恐怖があまりなかったので。
とはいえ、原作に忠実らしいのでこれは原作に対する文句ということで。もし原作ではもっと細かく描写されてるよ!となってたらホントすみません。