どうも。
コンビニのバイトで最も時間をとられる業務は、やはりレジですね。
仮に1時間で30人の客が来たとして、一回の会計が60秒でできると30分、30秒でできれば15分で済むことになります。
もちろんその分休む時間が増えることになりますね笑。
目次
聞くことは時間ロス
店長には怒られそうですが、バイトは代用のきく歯車にすぎません。
優しそうに見えても、店員への対応は研修でマニュアル教育されています。
歯車らしく機械的にやるため、なるべく客に「箸は利用しますか?」などと聞くのはやめましょう。勝手につければいいんです。
経済学的実験で、例えば労働者のモチベーションを左右する要因は休み時間の会話というデータが出ています。
多くの企業は、それを組み込んだものを管理職のマニュアルとして利用しています。
普通の企業であれば、不文のものとして継承されていきますが、フランチャイズ店の場合そこは明文化されています。
なのでやさしそうに見えても別に道義的な心配をすることはありません。
こちらも歯車らしくやっていればよいのです。
用度品は商品によって強制的につける
例えば・・・
カップ麺に箸は強制的につける。
炒飯にはスプーン。
カツカレーには先割れスプーン。
微妙なものはどちらもつける。
デザートにはミニスプーン。
客が女かつ食べ物を買ったらお手拭き。
を確実に入れましょう。
何か後でつけるように言われるものがあったら、要注意商品として何をつけるかをよく覚えておきましょう。
明らかに複数人の場合は、人数分、または仲間っぽい人たちの人数分を入れましょう。
また、それでも聞かなければならないものがあります。
温めるか否かです。
これはもう仕方がない(後から言われると最もタイムロス)ので、客がレジに向かっているときにカゴの中を確認して、台に載せた瞬間に聞きましょう。
一番時間がかかる可能性があるのは温めなので、先にやっておくことが必要なのと、載せてる間はこちらはアイドル時間になるためです。
読み取りは高速化しやすい
読み取りは高速化しやすいです。
バーコードの位置を覚え、両手で処理するようにしましょう。
具体的には、左手は商品をリーダーの近くに、バーコード側に方向転換させながら置く。
右手は微調整しながら読み取る。読み取ってる間に左手は次の商品を・・・という感じですね。
金額が確定しないと客が金を出すのが遅れるので、何よりも優先しましょう。
また、商品がコーヒー1点などの場合は袋に入れないことで短縮が可能なので、読み取りのときに聞きましょう。
高速化が可能なところは聞くスタイルですね。
最近のシステム変更から言えば、タバコや酒は客側の操作が必要となり、向こうは遅いので、なるべくそれらの商品は最後にしましょう。
操作している間にスキャンは一旦中断、袋詰めをするといいでしょう。
確定後、客が財布をいじってる間に袋詰
金額確定後は、袋詰ですが、ここでも注意点があります。
客が全部金を出し終わったようだったら、袋詰の途中で精算しましょう。
これによって、客の釣り銭収納(レジから立ち去らない時間がロス)と袋詰を同時実行することができます。
さらに、袋詰を途中までやっておくことによって、ポイントカードの途中出しをさせにくくします。
再度スキャンしますがよろしいですか?などと聞けば、たいていの人はめんどくさいのでいやいいですと答えます。
まあ後からポイントカード出してくる人間はそんなもんです。
なんとなくお得〜ってことしか考えてないんです。
ガチでポイントカード使ってる人は必ず先出ししてきますからね。
ここは高速化に貢献するので聞きましょう。
なるべくへりくだって、あくまであなたの貴重なお時間を取らせていただきますがよろしいですか?という具合に聞くのがいいでしょう。
さらに応用編として、ポイントカードのヘビーユーザーは顔を覚えましょう。
失敗すると確実に再スキャンを要求してくるからですね。
真っ先にポイントカードを出してくるため、札でカードが隠れやすく注意です。
これは実体験なのですが、毎回大量に買って、ポイントカード先出し、万券(毎回)で隠す客がいたんですよね。
先出しがわかっているなら、先にポイントカードを通しておくことも選択肢に上がってくるでしょう。
普通の客であると、ポイントカードを出した瞬間に通すと財布をジャラジャラやってるのを中断することになるのでタイムロスしやすいですが、一方でトレー(カルトン)の一番下にあるポイントカードをわざわざ抜き出すのも手間です。
状況によって判断しましょう。
一連の流れ
細かい注意点を組み込んで一連の流れをまとめると、
入店時
1回目の顔チェックですね。
タバコを買う客であれば銘柄をあらかじめレジ近くに置いておくのがよいでしょう。
タバコを買う客はあらかじめ決まった値段を財布から出していることが多く、こちら側が取りに行っているタイムロスの割合が大きいからですね。
客がレジにやってくるのが見えた
2回目の顔チェックです。
習慣的に来る客は毎回の行動から、温め、袋の有無、用土品などをスルーできる場合があります。
客の持っている商品から袋のサイズ・温めの有無を決定し、袋をカウンター上に出し、スキャナーを手に取ります。
商品がカウンターに載った
カゴをカウンターに載せてる間に、弁当を温めるか聞きます。
そして弁当を真っ先にスキャンし、レンジにぶち込みます。
加熱時間も覚えておくといいでしょう。
スキャンを両手で最速でやります。商品が少ない場合はここで袋の有無を聞きましょう。
金額確定
金額が確定したら、袋詰めしましょう。
同時進行で、客の出す金が確定したかチェックして、量によっては袋詰を中断し会計します。
会計後、袋詰を完了させ1つ終了です。
まとめ
ここまでやっても、客が金をちんたら出したりしたらタイムロスは避けられないですが、
たいていはこちらがうまく時間を作ってやれば解決します。
また、こちらの速度に対応して客の速度も早まります。
そうやって、相乗効果でレジを高速化することができるのです。
このように、バイトと客の共同作業である、会計という儀式を高速化するためには、どちらかが暇な時間をいかになくすかが必要です。
常に同時進行させるということを意識すれば、飛躍的に高速化することが可能です。