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カラーボックスは古い!?スチールラックのすすめ

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どうも。最近引っ越すことになり、これを機に新居用に新たな棚を買いました。
スチールラック」という棚です。
穴の空いたL字型の柱(アングル、山形鋼)を4つ並べて、棚板を後からくっつけていくやつ。

この穴に、ボルトで固定していきます。自由に配置を変えることができます。

完成はこんな感じです(畳への傷防止の板がないため、まだ寝かせています)。

W875×D450×H1800です。
高さがあるので寝かせると相当スペースを取りますね。

今回は、スチールラックの素晴らしさについて述べさせていただこうと思います。

メリット

頑丈

棚板1枚あたり70Kgまで耐えられるようです。
デスクトップパソコンやプリンター、サーバーなど比較的重いものを乗せる予定ですので、どれだけ耐えられるかは非常に重要です。

金属製なので日当たりなどに強いのも特徴ですね。
業務用のものが多く塗装が剥がれにくく、サビにくくなっています

骨組みだけだからかさばらない

未開封だとこんな感じです。

棚板5枚と、柱4本のみです。

両方合わせて20Kgと重量はありますが、小さいので運びやすいです。
引越し業者や宅急便では体積が重要になってくるときもあるので、かさばらないのは便利です。

収納の自由度が高い

パソコンなどを置くつもりなので、配線が必要になります。
電源、LANケーブル、ディスプレイとの接続etc・・・だいたいの線はパソコンの裏側にあるので、裏側が開いていないといけません。

この点、柱・棚板だけのスチールラックが使いやすいです。
ただ置いて、線は後ろに配置すればOKです。

同じ理由で、調理道具なんかも収納しやすいでしょうね。

また、小物や服などはコンテナに入れてコンテナを棚に置く、というやりかたもできると思います。
むしろ棚に直置きだと、棚の高さがあるので縦の空間がややムダになるかもしれません。
そこらへんを考えるのも楽しいですね。

拡張しやすい

サイズさえ合えば、近くのホームセンターで棚板だけ買ってきて棚板を増やすということもできます。

柱にボルト用の穴が無数に開いているのを利用して、S字フックをかけて「ワイヤーネットを設置したりもできます。


S字フックは簡易なケーブルガイドにもなりそうです。

さらに、100円ショップなどにもある磁石のついたブックスタンド↓を置くことで本棚にすることなども簡単です。

漫画などだと、高さが余ってもったいないのでほかの本棚には入らないような大判の本を入れるといいと思います。
技術書とか、写真集とかです。

磁石を使ったもので幅がさらに広がりそうですねー。

再利用しやすい

組み立てでやることは棚板とアングルをボルトで止めることだけです。(とはいえ、40個ボルトを止める必要がありけっこう面倒でしたが・・・)

非常に単純なんですよね。
部品の種類が少ないので、全く迷うことはありませんでした。

同様に分解も簡単で引っ越しの際なども分解して、次の家でも新たに使えると思います。
柱は1.8メートルありますが、細ければ問題になることはありません(たぶん)

掃除しやすい

掃除しやすい=平たい、単純な形状だということが上げられます。
引っかかることもないので市販の除菌シートで清掃が簡単です。

デメリット

値段が比較的高い

ほかの組み立て棚に比べて、ちょっと高いことが上げられますね。

今回買って組み立てたものは4500円しました・・・。

ただし、収納面積・重量あたりで計算すると割高感はなく、むしろ安めだと思います。

組み立ての手間

単純作業ではあるのですが、延々と40個のボルトを止めていくのは面倒でしたね。

とはいえラチェットレンチがあれば早く、固く締められます(下のリンク先は参考です。サイズは異なります)。
付属のレンチはすごく使いづらかったです・・・。指が超痛くなります
安全性に関わってくるので、なんとかきつく締めましょう(仮締めしてから)。

女性だと付属品だけではちょっと厳しいかも?しれません。
ボルトを持って、ホームセンターなどでサイズが合ったラチェットレンチを選んでもらうといいでしょう。

ラチェットレンチ (ratchet wrench) とは、ラチェット機構を用いたレンチの一種である。ラチェット機構によって回転方向が一方向に制限され、逆回転させると空回りするため、ボルトやナットを素早くしめることができる。

ラチェットレンチ - Wikipedia

・・・むしろよくわかりませんが、とにかく作業スピードと締めやすさが飛躍的に上がります。

他の組み立て棚との違い

メタルラック

本記事では棚板がアミになっているのをメタルラックとしています。ワイヤーラックともいうみたいですね。


メタルラックはあまり好きではないです。
なぜなら・・・

チープ

・最大荷重が少ない

アミにほこりが詰まって掃除がしにくい

・傷がつきやすく、そこから錆びてくる

・本が置きづらい

などがあります。
塗装に関しては商品によりけりだと思いますが、多くは剥がれやすく錆びやすいです。

アミ状のために強い塗装がしにくいのでは?と考えています。

単純な形ほど塗装はしやすく、その分質がよくなる、と考えています。

そして何よりの問題は汚れやホコリが取れにくいこと。これが致命的です。
上下で交差したアミの形で拭きにくいのに加え、アミの間に掃除シートの繊維が引っ掛かり、拭けば拭くほど汚れも増えるという構造になっています・・・。

安くて軽いですが、これを長く使おうとは思えません!

カラーボックス

安い棚の代名詞、カラーボックス。

皆さんご存知の通り、木目や色がプリントされた木製の板で簡単に組み立てられる棚・・・です。
一家に一台?はあるのではないでしょうか。

何より安いのが特徴で、品質に対して文句を言うのは筋違いではあるのですが、あえて言っていきましょう。

・サイズが小さい
ある一定のサイズまではすごく安いのですが、高さがあったりすると途端に値段が上がります。
また、高さがあると荷重や安定性に問題があるケースが多いです。

・工作に技術が必要
主に木ネジを入れる作業ですね。
下穴が開けられているとはいえ、横にはみ出てしまうことはよくありました(電動ドリルでやってたからでしょうか・・?)。

・ほぼ再利用できない
一度ネジを入れてしまうとゆるゆるになりますので、基本的に再利用はできません

・分解してもかさばる
特に側板は相当かさばります。ゴミに出すのも大変です。

まとめ

いかにスチールラックのよさについて解説しました。

大きなホームセンターにしかなかったりとまだまだ市民権を得ていないという印象ですが、棚をこれから買おうという方はこれも選択肢に入れておくのもいいかもしれません。

収納力がほしい方

引っ越しを多くする方

ホコリが取れないのが気になる方

は特に要チェックですよ!

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