ローカル 私見

スーパーが生き残りをかけて変わっている!

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スーパーができた

近所にスーパーの新店舗がオープンしていました。スーパーの名前は「タイヨー」。調べてみるとどうも鹿児島と宮崎にしかないみたいで、響き的にダイエーと似たようなもんかなーくらいの認識だったのが恥ずかしいです。まあそれくらいに鹿児島のいたるところで見る庶民向けの食料品を主に扱うスーパーなわけです。旅行先でスーパーなんか寄らないので気づかなかったのでしょう。

これで自宅に一番近い店が更新されたわけなのですが、どうも私の持っていたタイヨーのイメージと異なるのです。どういうことかというと、まず外見。小奇麗なのは新しいから当たり前だとして、正面がガラス張りなのです。例えるなら、ヤマダ電機。反射しないヤマダ電機みたいな外見です。さらにありがちなタイヨーではポスターやら何やらがゴテゴテと店内に貼りまくってあり、いい味を出しているところも多いのですが、壁には何もありません。あの「大特価!!」「広告の品!!」的な黄色と赤の主張が激しいポップも見当たらないのです。

どの店も最初はそうで、除々に汚く主張を始める・・・という見方もできそうですが、どうもほかにもシンプルさを感じさせる要素がありました。それは店内の音楽。タイヨーに限らずいろんな店でかかっているハイテンションな曲(購買意欲を高める説)や、売り場のCD(特に、魚コーナー)がかかっていないのです。なんかおしゃれで上品な音楽がかかっていました。

そういえば天井も高かった!天井に板をはめず、パイプとか空調とか丸見えな天井ですが、色は統一されていてむしろかっこいい。棚の低さ、道の広さ、ガラス張り、・・と相まって、開放感、広さをすごく感じます。

ダサかったタイヨーがイメチェン?・・・ちょっと未来を感じました。

効率的

もちろん、外見だけかっこよくなったわけではありません。買いやすそうな、働きやすそうな作りのものがいくつか見られました。

まずレジは会計部分だけセルフのヤツでした。今どき当然・・・と思われるかもしれませんが、鹿児島においては、タイヨーにおいてはまだ結構レアなのです。コンビニ(バイト先)でも早く導入してくれませんかね・・・。

棚の高さも特徴的でした。170センチくらいしかないのです。天井の高さも手伝ってとにかく見通しがよい。棚への商品の補充もかなりやりやすそうです。立地が古い住宅街的なところなので、老人が手に取りやすい、というのもあるとおもいます。棚が広い分通路が広かったのも感じました。混雑してても通りやすく、車椅子でも十分通れる広さがありました。

スーパーとしてはかなり絞った品揃えというのも感じました。一応スーパーに求めらる水準を満たしてはいますが、ジャンルあたりの品揃えは微妙です。カップラーメンだとコンビニにも及ばないくらいなのでは??でも惣菜は充実してました。立地的に、古くから住んでる老人の大家と、学生が多いという感じなので、惣菜の需要は多いのかもしれません。

既存の店舗とは異なる

ということで、雑多でカオスなスーパーからの進化?を感じることができました。地元企業でそんな変わることを見ることがないので新鮮です。調べてみると、最近社長さん変わったみたいで、関係してそうです。新規出店が増えるみたいなので、注視していきたいです。

変化の原因はやはり、コンビニの攻勢やドラッグストアの台頭でしょう。実際、近所の区域の小売店はコンビニ2軒とドラッグストア。食料品の需要はありますが、普通のスーパーで成り立つほどの人口はなく、競合する・・・という状況での、小型なスーパーの出店だったのでしょう。いつまでも変わらないスーパーは過去のものになっている・・・という認識でしたが、これから反撃が始まるのか!?

バイト先のコンビニへの影響

季節的なこともある(春・秋はコンビニの来客数が減る?)かもですが、バイト先のコンビニの客は減ってる感じがしますね。場所はいいんですけど、競合が出てくるとキツいんですかね・・・。

 

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