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『Minecraft』神ゲーたる所以のひとつ、課題設定能力―

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やっぱり神ゲー

久しぶり5、6年ぶりか、に『Minecraft』をプレイ。
最小にやってから半年くらいはコンスタントにずーっとやっていた気がする、夏休みの多くはこれで消えた。
現在続くバーチャル指向、引き込もり体質はここから生まれたのかもしれない、と思うこともある、できすぎたゲーム。

超有名、超ロングランだけあって、やっぱり今でも面白い、むしろハマって1日プレイした。
バージョンアップで相当色々変わって困惑していたが、当時の思い出と共に、今だから距離を置き、気付いたことがいくつかあったので書いていく。

攻略上の情報はほとんどないので悪しからず。

あらすじ・ゲームの概要

一応、プレイしたことのない人向けに解説。
ストーリーやゲーム上の目的はなく、レゴブロックのような世界を自由に動き回り、破壊し、構築するゲーム。
ブロックを破壊するとアイテム化し、アイテムを組み合わせてツールで破壊に役立てたり、新たなブロックを生み出すことができる。

ブロックは外見だけでなく、機能を持つ、例えば土の上では草が育ち、小麦を育てることができ、生きるために栽培することができる。

また、中立的な動物や、敵対するゾンビなどの異生物も存在して、快適に生き残るためには技術革新を進めていく必要がある。

何が面白いのか?

このゲームの何が面白いか、と聞かれると答えるのが難しい、個人的趣向、と答えるのが簡単だが、超絶人気度から見るに、単に個人的に合っていたというだけでなく、普遍的な面白さがあるはずだ。

個人的には、楽しんでいるのは建築ではない。
地底を延々と掘ったり、工業化してアイテムがどんどん加工されていくのを眺めるのが好きだ。

特にゴールがあってやっているわけではなく、この行動自体が楽しい??自分でもよくわからない。

目的のないプレイ

この手のゲーム、自由度の高いゲームで、ゲームコンテンツのほとんどを網羅するまでクリアできた試しがない。
とはいえ、時間はしっかりとかけている。
何が起こっているかと言えば、途中で飽きたりハードルを感じてセーブデータを変えている。

積んだ石を崩すのを繰り返すようなことをなぜやるかといえば、目的・目標がないからだ。
でも、ある程度やって一通り道具や設備が揃うまで、黙々と石を掘っているのは楽しくはある。
楽しいのでゲームとして成立している。
が、何が残るかといえば何も残らない。

中途半端にやるだけだ。

バーチャルで何を残す残さないというのも変だが、達成度、ひいては幸福度に大きな影響が出る。
達成度を感じないと、後で絶対自己嫌悪する。

ということで、以前の轍を踏まないように、目的を設定することにした、別に何でもいいのだが、―「マター100スタック」にすることにした。

工業化MOD

「マター」とは追加プログラムであるMOD「Industrial Craft2」に登場する、万能物質で、長時間と大量の資源が必要となるが、あらゆる物質を作成することができるアイテム。これを100スタック=6400個集めることにした。
今までの最高記録で言えば、せいぜい200個製造したくらいしかない。大変。

『Minecraft』ではMODが非常に多いのだが、これは壁を感じたときにMODに頼りがちにもなっている。
ヘタレプレイは目標がないほかに、たぶんそのせいもある。

よってMODは初期入れているものから変えないことにした(ほかに便利な〜ALL系、buildcraft、黄昏の森などが入っている)。

また今回は、しっかりとしたビジョンもある。
毎回、エネルギーに悩まされていた。
火力発電であれば石炭などの資源が足りず、ソーラーパネルはランニングコストは少ないが作成のための鉱物が足りない、電力が足りないとその鉱物も多く手に入らない…というジレンマだ。

それはある動画(タイトルやリンクがわからない、すみません)で解決した、テレポートパイプ+マグマ+地熱発電だ。
ネザーには無限に近いマグマがある、それをポンプで汲んで本拠地の世界に送り、地熱発電をすることで無限の燃料として莫大な電力を手に入れられる。
テレポートパイプはディメンションを超えることができるため、そうした芸当が可能になる。

ということで、あとはやるだけ。

途中経過

順潮なのだが、エンダーパールを見つけたいのにエンダーマンが見つからない、湧きやすい砂漠、液体パイプの原料となるサボテンもある、を延々と探すが見つからない…というところで一段落している。
バイオームが巨大化し、多様化している気がする、全く見つからない…。

まとめ

ということで、精神的自由度の高いゲームにおいて後悔のないゲームプレイには、自分なりの目的を定めることが必要だ。

社会生活の中でも課題設定は重要なことだ。

ゲームでそれを感じられるってことも神ゲーたる所以なんだろうな…が、私みたいなヘタレ・後悔プレイをしている人も多いような気もする。

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