鹿児島の大口にある「曽木の滝」に行ってきました。
この滝はなかなかすごく、「東洋のナイアガラ」と言われるくらいらしいです。
割といろんな場所で「東洋のナイアガラ」というのは聞きますが、まあいくつかある中の一つ、ということにしておきましょう。
「曽木の滝」の概要
「曽木の滝」は鹿児島県伊佐市大口にある観光地です。
周囲にダムがあるくらいの山間で、急流がちょうど滝になっている場所があり、滝の横幅が本家ナイアガラのように幅があるのが特徴です。
行ったときにはそうでもないなと思ったのですが、増水時には川幅いっぱいの滝となり、さらに迫力があるみたいです。冬+晴れの日にいったのでそうでもなかったのかもしれません。
梅雨の時期に行ったらさらにすごいかも。今度行ってみます。
曽木の滝といっても周りにいろいろあり、周囲に
・九州最大の重力式コンクリートダムである鶴田ダム
・湖に沈む明治の歴史的遺構
・戦国時代の武将を祀る公園
・神社
・売店
があり、一口に滝といってもいろいろあるのが意外でした!
とはいっても今回実際に行ったのは曽木の滝と発電所跡だけなのですが・・・。
時間がなくて曽木の滝と曽木発電所跡しか行けませんでした・・・。
それぞれけっこう距離があるので、時間に余裕を持って行きましょう。
曽木の滝
落差は12メートルらしいです。落っこちたら死にますね。
展望所から見た風景はこんな感じ。
ドクロ岩という、ドクロに見える岩(そのまんま)の看板があった。あんまり見えないけど、〜岩ってそんなもんか。
向こうの橋(新曽木大橋)が見えます。キレイですね。強そう。
旧曽木大橋は滝の方向にかかってたみたいです。Wikipediaにある滝の画像↓には橋が映ってますね。おんなじ形の松があるのが確認できます。たしかに台無し感が。
これじゃ景観が悪いということで、新曽木大橋が架けられたみたいです。
え?そんなことで掛け直せるのか!とちょっと感動。
わかりづらいですが、実際に使われていた発電装置も展示されていました。
レンタサイクル
曽木の滝と曽木発電所跡は1.5キロくらい距離があり、自転車で行くにはちょうどいいです。
レンタサイクルがありました。
一人500円で、デポジットとしてさらに500円を預ける必要があります。
なので自転車を返した跡に500円は返してもらえます。
自転車の番号を確認して、近くの売店の人に声をかけ、番号を伝えると借りることができました。
金を払うと、代わりに鍵とマップをゲットしました。
折りたたみ自転車的な口径の小さいのを選びましたが、まあこれが空気が入ってなかったのか超きつかった。ふつうのママチャリを選べばよかったかも・・・。
自転車を走らせるコースは普通の車道。2,3台しか車は通りませんでしたが、多かったら怖かったかも。
坂もちょっとあったけど、まあ発電所跡までは所詮1.5キロなのでラクに行けました。
寒かったですが・・・。
家族で自転車に乗るという機会があんまりなかったせいか(ふつうない)、めっちゃテンション上がった。
新曽木大橋
↑曽木の滝から見るとこんな感じ。綺麗。
渡るときはこんな感じ。自転車に乗ってこの橋を渡り、発電所跡に行きました。ここは歩道がありますが、基本的に道中に歩道はありません。
橋から滝方向を見下ろす。意外と距離がありますね。
曽木発電所跡
自転車を漕いで着いたのは曽木発電所跡。
自転車を適当にそこらへんに止めて、階段を登ってちょっと歩くと、展望所がありました。
川?を挟んだ向こうに、半分くらい水没した建物が。
これが明らかに明治っぽくて、かっこいい。これがダサい建物だったら全く景観が悪かっただろうな・・・。
水害のときとかの水流で倒れたりしないのだろうか・・・水中にあるから逆に大丈夫とか?
水害防止のため水位を下げている夏期には完全に姿を表すとのこと。
もちろん雨が多いと完全に見えなくなると思いますが・・・。
しかし、発電所とは思えないデザインですね。教会っぽい。こんな山の中にあると、さらに神秘的な感じがします。
↓跡が見える場所から振り向いた画像。こんなにベンチは必要ないと思いますが・・・キャンプ場としても使われているのでしょうか?
まとめ
曽木の滝と発電所は近くにありますが、鶴田ダムはちょっと離れています。
個人的にかなり興味あったんですが・・。
次回行ってみようと思います。
Wikipediaに鶴田ダムや、曽木の滝の説明がたくさんあります。
例えば曽木橋がかけ直された話とか、水害の話とか、発電所跡の話とかですが、読んでからいくとさらに面白いと思います。
あと個人的に、ダム水路を利用した「きのこ園」が閉園していたのがショックでした。
以前に行ったことがあって面白かったのですが・・・。こうやっていろいろ変わってくんだなとしみじみ思いました。