エスカレーターにはなるべく乗らないようにしている。
健康のため、ではない。
どちらもある場合はエレベーターに乗る。
エスカレーターに乗ろうとするときの障害は、あの片側だけ乗る習慣である。
輸送効率は落ちる、事故の原因になる、片側だけ損耗(メーカーが対策している?)するなどの弊害が多いと言われる。
多くの人が?あの習慣に異議や気持ち悪さを唱えていてはいるものの、実際に逆側に乗ろうと思うとコワくて乗れない。
自意識過剰だ。
自分が同じ側に寄せて立った場合、賛成の手を上げているようでいやだ。
なのでエレベーターや階段を使う。我ながら意味がわからない。
大正3年のこの日、日本初のエスカレーターが設置された。
よって今日はエスカレーターの日である。
正しく使用すれば楽しいエスカレーター、大正3年ではさぞ無邪気に楽しめたことだろう。
エスカレーターが1人分の幅しかなかったら、日本の歴史は変わっただろう。
戦争は勝ったかもしれないし、バブルは崩壊しなかったかもしれない。
どこで歴史が変わるかはわからないもの。
だから歴史はおもしろい。