読書

カラマーゾフの兄弟(1)

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はじめに

むずそうで、読んでますっていったらすげーと思われそうだ、で読み始めたドストエフスキー。
彼の『罪と罰』がドッキドキの推理小説で、大弁舌もすごくおもしろかった。
別にそこまで高尚なものでもなかった。よんだことある人には自慢できねえ・・・。
むしろ「アレ見てそんなことしか読み取れないの?」と軽蔑されそうなくらいの気がして不安なんだよね。

夏目漱石の『こころ』とおなじような、罪の意識、心理面の作品。『こころ』にサスペンスと宗教を加えたような作品だった。
現在、『カラマーゾフの兄弟』を読んでいる。
これがまた延々としたもので、罪と罰くらいのドキドキ感もなく、登場人物が多く、読むのがきつい。眠くなってくる。

読みづれえ

アリョーシャとイリューシャとか、似たような名前も多く、それぞれ苗字と名前?通称?なのかな、人によって呼び方が違ったりするのでわけわからなくなったりした。
たぶんロシア式の、呼称が変化する感じなんでしょう・・・。

『罪と罰』は主人公ラスコーリニコフひとりに焦点をあてていて、彼の思考・思想が細かく描かれていて没入したが、『カラマーゾフの兄弟』ではけっこう視点がかわって、誰がどう考えているのかわかりにくい。
もっとも、その時代やロシア式もわからないので行動もよくわからないところが多いのだが。
セリフ回しとかもあいまって、小説というより劇をみているかんじがした。

あと、イワンとドミートリィがどっちがどっちなのかよくわからなくなった。
明確にこんな人!この人とこの人は正反対!というわけじゃないのでイメージがわかないんだよなあ・・。
そしてどっちかわからないまま読み進めてさらによくわからなくなっていくという悪循環を経験した。
最初からよく確認して読んだほうがよかったかもしれない。

アリョーシャ

アリョーシャの愛され具合ハンパじゃないな。
なぜそんなにみんなに愛されまくってるのかと、明確にわかるところはあまりなかったきがする。なにかそういうエピソードあったっけ?
たしかに性格や倫理感、信心はすごかったかもしれないが、そんなに愛される説明にはなってない。
オレがそうじゃないので秘訣を知りたい。

接吻の多さ

なにかあるとすぐ接吻がはじまる。
ロシアの風習なのだろうか?
まずそこから知らないと、物語を読み解くことができないきがする。
自分を下において、相手に敬意を表すというのはわかるのだけれども、どの程度のものなのか、卑屈にはならないのか気になる。
例えば土下座から卑屈精神と謝罪成分を引いたものくらいの認識でいいのか、靴や手、場所による違いはどのくらいあるのかなど。

あとは男同士でアツい言葉を交わしているのを見て、たしかロシアでは男同士でもそういうことするだっけと思ったが、その友好度はどのくらい示してるのかとか。ホモは入ってないんだよな?一応。

ここまで書いておいてだが、こういうのを調べてまとめて書いてあげるのが、記事ってものなんじゃないかと思いだした。ただの日記じゃん。
次は疑問点を調べよう。

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