なんかかわいい
前回に続き『鋼の錬金術師』についての話題。
恐ろしいホムンクルスだが、なんか抜けているところもあるのがおもしろかった。
暴走したグラトニーが食べちゃった〜っていってアルに相談するところとか、プライドがいじけて棒で頭を叩いているところとか(モールス信号みたいなものだったけど。あれくらいの音量でどうやってキンブリーは探知したのだろうか)、エンヴィーがちっちゃいトカゲになってしまうところとか。
割と人間らしさもあることがわかってくるので、途中からあまり怖くなくなってくるかんじはする。
終盤にエンヴィーが人間に嫉妬してるんじゃという指摘をうけていたが、うーん、なんかなあ・・・あまりそういう感じはしなかったが。
相手が瀕死なのをいいことに一方的に指摘しただけな気が。
まあしかし、いい悪役はほかにたくさんいるわけで、こういうやつがいてもいいのかもしれない。
最後にかけて急激に弱くなったよなあエンヴィー・・・。男なのか女なのか気になるところだった。
最初らへんの鉱山の経営者
最初らへんに出てきた、鉱山の経営者、ヨキだったっけ。
まさか最後まで活躍するとは・・・。
ちょくちょく役に立ってた!
一番胸熱だったのはプライドを轢いたときだったなあ、初めてかっこいいと思えた。ザコはザコなりに、できることがあるタイミングがあるのだ、辛抱強くまとうと思った(どういうシチュエーション?)。
シンの気を察知できる能力
シンの人が持っている、気を察知できる能力。
これがかなり物語的に役に立ってた場面多かったな。
味方(グリード)を探すのに役立ってたし、敵を探すのにも役立っていた。
設定的に携帯電話とかないのは、ロジック的にいい点もかなりあると思うが、不都合な面もある。
敵であれ味方であれ、キャラ同士を合流させにくいのである。
ホントうまくできてるよなあ・・・。