Steamでダウンロードして遊べるPC用ゲーム、『TerraTech』をやりました。
自由な発想で建築などができる「サンドボックスゲーム」のカテゴリーに入るゲームです。
(追記)製品版のPC・PS4版の販売が2018年夏になることが公式からアナウンスされました。
新派閥は製品版での実装となりそうです。
目次
ゲームの流れ
企業から派遣された?主人公がさまざまなクエストを受けて、お金と建築や乗り物のためのブロックを手に入れ、乗り物と建物をグレードアップしていきます。
基本的に戦うための乗り物がメインで、インターフェース的に建物は作りづらかったです。車で移動しないといけないし、カメラ的にも。
乗り物はゲーム内の力学に沿って運動しますので、車はもちろん、飛行機まで作ることができます。飛行機は、空気抵抗の方向?と推力の、シビアなバランスで動くのでけっこう難しいですが、工夫次第かもしれません。結構あとになってから姿勢制御のパーツが手に入ると一気に飛行機建造の自由度が高まります。
また、グラフィックはファンシーでとても綺麗です。昇る朝日に、眩しさを感じるくらいです。そこは同じサンドボックスゲームの『Minecraft』とは違いますね。ただし、多少マシンパワーが必要になるとは思いますが。
またブロック(パーツ)を製造するクラフト要素などもありますが、かなりめんどくさく、買ったり敵がドロップしたのを使えば事足りることが多くあまり使いませんでした・・・。
基本的にストーリーはなく、独立したクエストをひたすらうけていくかんじです。
クエストもどれも似たようなかんじで、とくに単調になりやすい感じがします。
ひたすらクエストを受ける
新しいブロックを手に入れるには、そのブロックを作っている「企業」のレベルを上げなければなりません。
基本的にクエストは交易所で各企業から出されるもので、クエストを受けた会社ごとで経験値が累積していきます。
そのほかには敵を倒すことでも経験値が手にはいりますが、雀の涙程度です。
なのでクエストをひたすら受けることになるのですが、まあ単調でおもしろくはない・・・。黙々と単調作業をするのはけっこう好きなのでいつの間にか終わっていましたが。
進行状態によって最高の車両を設計する楽しさはあるのですが、逆に言えばそれだけともいえます。
上げているとレベルも割とすぐ上限になり、買えるものが開放されます。
割とカンタンといっても4社あるのでけっこうメンドーでした。
操作性の悪さ
ショートカットキーが独特です。
例えば「B」がインベントリ(兼体勢立て直し)なのは慣れるまで時間がかかりました。
フツー「E」だろ!多くのゲームではEですよね。
また、ブロックを置くときや回収するときもちょっと反応が悪いです。
あとこれは甘えかもだけど、超広いワールドの割に、地図機能がないんですね。
似たような地形が多いというか、見分けがつきにくいところが非常に多いのでマップがあったらよかったなあ・・・と思います。
割と地形に特徴がないんですよね。特に砂漠とかは複数あってもまったく見分けがつかないくらいです。
終盤になっても迷うことがけっこうありました・・・。元の場所がわからなくなり放置された車両がいくつかあります。
金稼ぎ
紹介はこれぐらいにして、カンタンな攻略を書いておきます。
企業のレベルが上がってくると、敵からあまり奪えないパーツを店で買うことになります。バリアーとかはなかなか拾えないので買います。
その部品が高いので金ガジャンジャンなくなる。よってカネが必要です。
金稼ぎには、「採掘機」で採掘した鉱物を「精錬」し、「売る」というサイクルで5,6時間放置しておくのがおすすめ。
まず、採掘機を作るか買うか、クエストで入手しておきましょう。
クエストで1,2個ゲットできるので、それで試すのが一番早い方法でしょう。
作るのも割と早い段階でできますが、面倒です。我慢して買えるようになるのを待ちましょう。途中で敵が超強い、となったときくらいでいいと思います。
買うには、交易所でたまに並ぶのと、通販パッドで買う方法があります。
通販パッドは無限に買えますがGSOレベルを6にする必要があります(各企業のレベルをマックスにすることでその企業のブロックがすべて買えるようになる)。
といってもGSOのクエストをやりまくってればすぐなので、すぐ6にしてしまいましょう。
採掘機をゲットできたら、砂漠や塩の湖にあるキラキラした岩をドリルなどで壊します。赤とかオレンジのグミみたいなやつが出てくるので、そこに採掘機を設置するだけです。あとはポンポンと鉱物がたくさん出てきます。
相当たくさん出てくるので、売らずに放置は厳禁です(重くなります)。
隣に精錬機と納入キャノンを設置しておきましょう(もちろんレシーバーも)。
おすすめはキラキラが複数あるところに採掘機も複数置くことです。
プレイヤーと採掘機がある程度離れていると拠点の動きが止まり、売る機能がストップしてしまう(採掘機は止まらない)ため、プレイヤーが近くにいる必要があるためです。よって、プレイヤーの範囲内に限って、できるだけの多くの採掘機と、発射機を設置しておくことが重要です。
設置したら、あとは放置しておくだけです。
敵に襲われないようにフル装備のタレットAIを設置しておきましょう。
襲われることは滅多にありませんが、念のため。
採掘機ふくめ各設置物は再利用できるので、採掘機を1個ゲットするだけでもラクができます。自動化できるところは自動化しましょう。
企業別特徴
GSO
乗り物の系統は、中型の車、飛行機。
これだけで施設も乗り物も一通り揃う。
ほかの企業の最大レベルが3くらいなのに大して最大レベルが6で必要な経験値が多いのが特徴。めんどくさい。
基本的に野良のGSOの敵はあまり強くないので経験値が少ない。クエストをこなして経験値を稼ぐことになる。中盤は大量の3ポンド砲にお世話になった。そのほかの武器はそんなに強くない。
クエストは戦闘系が多い。
GeoCorp
乗り物の系統は、大型重機。
強力な性能を持つものが多いが、サイズがでかく重い。基地に置くとよい。
最大レベルは3で、野良の敵の持つ経験値が多く、出現率が高いのでクエストをこなさなくてもそこらへんのを倒してれば勝手にレベル3になる。
ただし大型で強い敵が多い。シールド+リペア複数がけに大型バッテリー、大型の車体に小型砲台(GSOのやつ)を並べまくったやつもいて、倒すのが難しい(時間がかかる)のも多い。火力が足りないとずっと倒せない。重機のくせに企業の中で一番強いってなんだろう。軍事企業Hawkeyeの敵よりも普通に強い。逆に自分が使うときにはいい武器はないので残念。
大型の敵がかなりの数のアイテムを落としてくれるので、店で買う必要があるパーツが少ない。
中盤はこの企業メインのパーツに砲台などのせておくのがオススメ(移動速度が超絶遅いけど)。
Venture
乗り物の系統は、小型、中型の車、飛行機。
武器や施設があまりないが、その分飛行機のパーツが多い。
野良の敵のもつ経験値が極端に少ないのでクエストをこなすことになる。
クエストが特徴的で、ほとんどレースになる。
最初は車のレースで、レベルが上がると飛行機を使ったものなども出てくる。
専用車両を作れば基本的にカンタンにクリアでき、あまり技術がいらない。
飛行機を作るなら必須の企業。作らないならいらない。
Hawkeye
乗り物の系統は、中型の車、ヘリ。ブロックのデザインがかっこよく、防御力に優れる。
武器は強力なのが多い。終盤の武器はほとんどこの企業の巡航ミサイルや、砲塔付き砲台になる。小さくて軽くて強力。飛行機に巡航ミサイルつけるとかなりかっこいい。
クエストは戦闘系が多い。
野良であまりいないのでやはりクエストで経験値を稼ぐことになる。だが敵は比較的小型で、そんなに強くないのでラク。
あとかっこいい。
その他の企業がアップデートで登場する?
公式wikiによれば、さらに4つの企業(グループ?)が構想中のこと。
Reticule Research…(光学・網羅的研究?)マッドサイエンティスト?
Space Junkers…(宇宙のおんぼろ車?)山岳地帯で闘争する守備隊?
Better Future…(よりよい未来?)洗練されたデザイナー?
Legion…(軍団)カルト集団?
まとめ
まさにサンドボックス!って感じのゲームですが、クラフト要素やクエストは改善の余地があると感じました。まだアーリーアクセスなのでさらなる進化に期待したいです!
追加
新企業Better Futureがベータ版で追加された。
ベータ版を使うには少し設定をする必要があるので、確認されたし。