村上龍 読書

就活生仕様のカンブリア宮殿

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カンブリア宮殿はチャレンジングで成功した企業を紹介していて、社長をはじめ社員に活力があることが多い。
よってそこで働きたいと思う人も多いだろうと思う。
『カンブリア宮殿 就職ガイド』は、就職しようとする人に向けて73人のリーダーへのインタビューを掲載している。

業界別に並べたダイジェスト版

業界別に並べたダイジェスト版のような感じが、この本。

73人のインタビューが掲載されているわけだが、本は337ページしかない。
つまり、一人あたり5~4ページしか割かれていない。
すべてインタビューのいいところを抜き出したところが掲載されているので、文脈はよくわからないまま読むことになって??となることが多かった。
前にカンブリアの本で読んだことがある人物もけっこういてそこはいいのだが、初見だと途中から話を聞いてるわけで、まず意味不明になる。
意味不明なまま、いい名言っぽいものを聞かされてもいまいちピンとこないし、その会社に入ろうともおもわないような。
就活している人は時間がないしこういうので会社を知って応募するわけではないような気もする。

業界で絞ってどういう会社があるのかを確認して軽く読んで、自分であとは調べろと、そういう感じの編集なのかもしれない。
言葉どおりの就職ガイドという親切さはなく突き放してくる。

…考えてみるとほかのカンブリアの本は業界で編集されているわけではなく社長や会社の特徴などで分類されている。
時間があるときはいいが、就活に切羽詰まっている人は業界で手早く確認しようとするだろう。
ゆっくり全部読みたい人にはまず向かないが、就活目の前という人には役に立つかもしれない。タイトル通りですね。

業界ごとのコラムがわかりやすい

だから価値がないかというとそういうわけでもない。
業界動向の書き下ろしが書く業界2ページずつあってわかりやすかった。
じゃあ業界地図買えよという話になりそうだが、あれは難しすぎるし重すぎる。
もっと引いて見てみようというときに、ライトな業界説明は役に立つものだと思う。

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