67人の金言集 |

1 概要
2 『スゴい社長の金言』『社長の金言』の違い
3 前後の文脈がわからないので初見だと厳しい
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概要

日本を代表する社長にインタビューする番組、カンブリア宮殿。
書籍版はインタビューを文書化している（あたりまえ？）。
「金言」では数々のインタビューのなかから67人の金言の部分だけを抜き出している。

選ぶ視点と順番は以下のとおり…

1．トップの責任
2．人を育てる
3．時代の先を読む力
4．逆境からの決断
5．未来への戦略
6．信念の経営

『スゴい社長の金言』『社長の金言』の違い

『スゴい社長の金言』のほうは、
・49人
・2016年

で無印は
・67人
・2009年

ということで、「スゴい」ほうがより新しく厳選されている。
量は無印のほうが多い、という感じ。
ダブっているものもあるが、あまりないので焼き直しというより続編の位置づけなのかもしれない。

前後の文脈がわからないので初見だと厳しい

本の課題というか問題点も「スゴい」とだいたい同じ。
社長たちは深い、いいことを言っているのだが込められた言葉の重みを知るためには文脈が必要な、地味な言葉になりがちである。
しかし296ページに67人分を詰め込んでいるので、いい感じのとこだけ抜きだされたものになるため、？？となることが多い。
しかも再構築されたわけでもなく、インタビューの途中をぶつ切りしているだけ。
うーん…やはり以前全文読んだことのある人のところは理解できるが、初見のところはよくわからない。