人生を思い返してみると、あまり最新のゲームや漫画を買った覚えがありません。
ブックオフなどで中古を買ったほうがおトクに遊べる、ということを知っていたのです。
周囲の友達がやっているのを見ると対戦するために買ったりはしていたので、すべてとは言えませんが。
月1000円の小遣いでしたが、稼ぐということを考えず、徹底的にケチ・中古に徹することで遊んでいました。
なんだか貧乏臭いですが、それでも十分楽しめました。
中古で我慢できた理由のひとつに、あまり最新の本やゲームに接する機会がなかったというのもあります。
今ではインターネットや雑誌で知ってやりたくなり、最新のものに接して買います。
欲望は作られるものといいますが、田舎だったので遮断できていたといえます。
あと、近くに映画館がなかったので映画もあまり行ったことがなかったです。
すべてDVDで借りるか、地上波で見ていました。
地上波で見るとみんな次の日はその話をしますから、それで全然問題ありませんでした。
時間が経つとたいていのものが安くなりますし、ハズレを引く可能性は低くなります。
でも、それじゃつまらない人間になるな、ということに最近気づいたのです。
あまりにも遅い、気づきでした・・・。
3つのことから、最新を追わないとつまらなくなるなー、と思ったのです。
たぶん好きなものがあったら勝手に最新のものを追うと思うのですが、特にありませんでした。
どんな時代だったということがわからない
ラジオのトーク番組を聞いていたときのことでした。
流行のものの話をしているときに、コレ昔あった〜に似てるよなーとか、こういうのが昔ありまして・・・という引き出しがすごく多いことに気づきました。
その引き出しも、マニアックな人だけしかわかんない、ごくごく短い期間だけしかなかったゲームなり機械なりなんですけど、説明されるとピンとくるんですね。
確かに当時にしてみたらハズレだったかもしれないけど、経験として後から使えるのだったらハズレじゃないですよね。
むしろわかりやすいし、おもしろい。
ハズレなりの奇抜さが、今になって受け入れられるようになった、という見方もできるわけです。
逆に私は、あの頃は〜だったよなーとかわかりません。中古や再放送ばかりでしたから笑。
自分の頭で考えない
映画が好きなある友人がいました。
よく映画の話をしてくるのですが、それがつまらない。
映画自体は面白いのかもしれないけど、映画に関する話はウンチクばかりで全然面白くないんですね。
知識が多くて、よく喋るんですけど、面白くないのが不思議だったんですが、その映画の見かたを見てなんとなくあーなるほど、と思いました。
彼も中古で、レンタルDVDで見ていたのです。
しかも、名作と呼ばれるものばかりを・・・。
名作なので、たぶん情報が豊富なんだろうと思います。
だから、映画に関する裏話とか、ウンチクとはたくさん集まり、それを踏まえると面白いのかもしれません。
でも、それを話されてもあんまりおもしろくありません。
ネットで調べればたくさん出てくるようなものを延々と話すからです。
彼自身の意見がない、単なる知識でしかない、というところが面白くないところだと思います。
名作しか見ない、というのも面白くない原因のような気もします。
選択肢を他人に委ねてるわけですし、先人の意見は出揃っているわけですから、うーん、どうなんだろう、自分で考えてはいないですね。
知ってる人ほとんどいないし、そんなにいいと思う人もいないけど、コレが好きなんだ、それはね・・・っていうのはすごく興味がそそられて面白いと思うんですが。
・・・というのは全部ブーメランですが笑、がんばっていこうと思います。
アクセスがない
ブログを書いていて、如実にわかるのはある程度新しいものは内容がひどくても笑、ある程度アクセスが来るということです。
逆に前々からある、有名なものを書くと全くアクセスが来ません。
情報は出尽くしていて、興味のある人も少なくなっているからですね。
当然これは、日常生活でも当てはまります。
最新・流行の話を聞くと参考になりますよね(面白くないかもしれないけど役に立つ)。
話題が合うことも多いです。
まとめ
最新を追っていくのは虚しいときもあると思います。
でも、追い続けていれば残るものがあるんじゃないでしょうか。
実際に、自分で試してみようと思います。